全くといっていいほどに練習をできない状況で大会を迎えてしまった。
でも足の調子はほどほどに良い。
そして5ヶ月間の故障中にいろいろとアドバイスをいただいたり、治療していただいたり、
励ましのメールを頂戴し、なんとかスタートラインに立つことができるまでに回復した。
そんなみなさんのおかげです。感謝なしにこの大会スタートできません。
晴れ男全開!!
天気良好!
無茶をしない程度に行けるところまで行く
(と言ってもスタートするとただゴールすることだけ考えてしまうのだが)
武蔵五日市駅から五日市中学校へ。見よこの空の青さ。いい天気
早速受付に。受付開始が10時からだが既に混雑。中学校の体育館内の場所取りにも
出遅れ(汗)。なんとか小さなスペースを確保して準備。
おにぎり1個にパンケーキ1個。あとは仮眠(30分程度・・これが大きい)
12時20分頃。30分から開会式。選手が大勢校庭へ。スタートは16時間のところに決めた!
開会式。あきる野市長ご挨拶。
いろいろと関係者の挨拶と前回優勝者からのハセツネカップ返還、準備運動があって・・
『号砲鳴る!』
で、いよいよスタートラインを跨ぐ。この地点だと1300番目くらいか・・
山に入ると上りで渋滞。毎年のことのようでこの辺では焦らない。
元気なうちにこのような渋滞は足の無駄遣いを避けるうえでも重要。
尾根の切れ目から見える景色は最高 でも吹き抜ける風は冷たい。
●第一関門『浅間峠』 4時間58分37秒 1200番以内だった。
17時30分にヘッドライト点灯。山中は直ぐに暗くなる。の戦い開始
写真は18時のもの。(第一関門通過直後)
ここまではほとんど歩きのような。(走っても直ぐに渋滞、走りもゆったりペース)
第一関門でストック解禁になるためか多くの人が浅間峠で休息。
私は関係ないのでスルー。
コース最高地点『三頭山』1527.5m 21時ちょうど。この上りは最高にきつかった。
そして下り始めて直ぐに水を飲み干した・・やばっ
給水の第二関門までは5kmくらい(約1時間くらいか?)。
のどが渇かないようにひたすらゆっくりと進む。
●第二関門『月夜見山第2駐車場』 9時間38分52秒 900番台に。
給水に夢中で写真撮るの忘れた
水分の補給は1.5Lまで。ポカリか水を選択。(自分は水にした)
いよいよ後半戦 42km地点だから厳密には半分超えてるけど。
大ダワの休憩所。約50km地点。時刻は1時。みんな疲労の色が濃くなってきた。
大岳山 写真の彼のように疲労はかなりの状況。
だけど数日前にメールにてエールをもらっていたので立ち止まることは無かった。
『歩く事を恐れるな。止まる事を恐れよ。』
●第三関門『御岳神社(長尾平)』 14時間10分30秒 800番台に。
御岳神社
御岳神社前の旅館・土産屋。当然こんな時間だとひっそりしてる。
ここから日の出山の上りまでなだらかな下り傾斜。ちょっとスピードを上げて走ってみる。
(これがのちのち苦しむ結果に)
日の出山 最後のピークで眺めがすばらしい!吹き抜ける風が冷たい。
手ぶれの夜景。本当はもっときれいなのに・・
あとはゴールに向かって下り基調。なんだけど下りはすごい苦手。
しかも中途半端に走ってきたものだから膝周辺部が疲れてきた。
歩いて下る分、後方から多くの選手にパスされた
ここまで来て歩いてゴールするのはどうなの?
そんなことを考えながら歩く。
残り5km表示を過ぎた。
これだけの距離を動いてくれば誰しもきつい。
体を動かすのはもはや気力だけであることにようやく気付いた。
一旦追いついて突き放されていたマーシャルの女性に追いついた。
(それまで引っ張ってもらった男性は上りでスローダウンしてしまった)
ここからはマーシャルの女性に引っ張ってもらうことにした。
金毘羅山を過ぎたあたりで下りに一部舗装路が混じるようになった。
下りが苦手なだけに舗装路はありがたかった。
マーシャルの女性がスピードアップした。飛ぶように下っていく。
こちらも負けじと付いていく。
この付近で10人以上をパスした。
残り1kmを切り、一般の舗装路に出た。
ここからは刀水ACの名に懸けて後からパスされてはならないとばかりに、さらにペースアップ。
いつしかマーシャルの女性も振り切っていた。
いくつかの角を曲がってゴールの五日市会館前へ。
●ゴール『五日市会館前』 16時間30分53秒 男子総合796位(男女計800番台)
ゴール直後に。スタッフに撮ってもらった。
これだけの時間を要しても半分より前でゴールできた。
◆出走者:2,070名 完走者:1,727名 完走率:83.4%
こんなに長い距離を走ったことは無い。
いままでは42.195kmが最長。時間も6時間くらいまで。
しかも最近は故障でほとんど練習できていなかった。
半ば途中棄権やむなし、且つ雨なら最初からスタートラインに立つつもりも無かった。
でもこうして71.5kmという距離、16時間31分という時間を動き続けることができた。
なぜ完走(完歩)できたのだろう。少なくても自分の力じゃなく、一緒に走った選手がいたからなのは
間違いない。
しかし、こんなに長い戦いを終えても感動や悔しさや嬉しさなどがこみ上げてくることは無かった。
ただ、「開放された」とだけ思った。
振舞われた熱い豚汁だけが体の疲れを癒してくれた。
◆記録(手元計時を含む)
2分44秒( 2分44秒):号砲~スタート(差)
1時間30分05秒(1時間27分21秒):入山峠
2時間42分59秒(1時間12分54秒):市道山分岐
4時間58分37秒(2時間15分38秒):浅間峠(第一関門)
6時間13分43秒(1時間15分06秒):笛吹峠
西原峠にて1個
8時間03分19秒(1時間49分36秒):三頭山
山頂にて1個
9時間38分52秒(1時間25分33秒):月夜見山第2駐車場(第二関門)
給水(11分20秒)
10時間58分56秒(1時間08分41秒):御前山
少し横になる(10分19秒)
12時間10分35秒(1時間01分20秒):大ダワ休憩所
休憩所にて1個
13時間13分38秒(1時間03分03秒):大岳山
14時間10分30秒( 56分52秒):御岳神社・長尾平(第三関門)
14時間48分13秒( 37分43秒):日の出山
山頂にて1個
16時間30分53秒(1時間42分40秒):五日市会館前(ゴール)
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でも足の調子はほどほどに良い。
そして5ヶ月間の故障中にいろいろとアドバイスをいただいたり、治療していただいたり、
励ましのメールを頂戴し、なんとかスタートラインに立つことができるまでに回復した。
そんなみなさんのおかげです。感謝なしにこの大会スタートできません。
晴れ男全開!!
天気良好!
無茶をしない程度に行けるところまで行く
(と言ってもスタートするとただゴールすることだけ考えてしまうのだが)
武蔵五日市駅から五日市中学校へ。見よこの空の青さ。いい天気
早速受付に。受付開始が10時からだが既に混雑。中学校の体育館内の場所取りにも
出遅れ(汗)。なんとか小さなスペースを確保して準備。
おにぎり1個にパンケーキ1個。あとは仮眠(30分程度・・これが大きい)
12時20分頃。30分から開会式。選手が大勢校庭へ。スタートは16時間のところに決めた!
開会式。あきる野市長ご挨拶。
いろいろと関係者の挨拶と前回優勝者からのハセツネカップ返還、準備運動があって・・
『号砲鳴る!』
で、いよいよスタートラインを跨ぐ。この地点だと1300番目くらいか・・
山に入ると上りで渋滞。毎年のことのようでこの辺では焦らない。
元気なうちにこのような渋滞は足の無駄遣いを避けるうえでも重要。
尾根の切れ目から見える景色は最高 でも吹き抜ける風は冷たい。
●第一関門『浅間峠』 4時間58分37秒 1200番以内だった。
17時30分にヘッドライト点灯。山中は直ぐに暗くなる。の戦い開始
写真は18時のもの。(第一関門通過直後)
ここまではほとんど歩きのような。(走っても直ぐに渋滞、走りもゆったりペース)
第一関門でストック解禁になるためか多くの人が浅間峠で休息。
私は関係ないのでスルー。
コース最高地点『三頭山』1527.5m 21時ちょうど。この上りは最高にきつかった。
そして下り始めて直ぐに水を飲み干した・・やばっ
給水の第二関門までは5kmくらい(約1時間くらいか?)。
のどが渇かないようにひたすらゆっくりと進む。
●第二関門『月夜見山第2駐車場』 9時間38分52秒 900番台に。
給水に夢中で写真撮るの忘れた
水分の補給は1.5Lまで。ポカリか水を選択。(自分は水にした)
いよいよ後半戦 42km地点だから厳密には半分超えてるけど。
大ダワの休憩所。約50km地点。時刻は1時。みんな疲労の色が濃くなってきた。
大岳山 写真の彼のように疲労はかなりの状況。
だけど数日前にメールにてエールをもらっていたので立ち止まることは無かった。
『歩く事を恐れるな。止まる事を恐れよ。』
●第三関門『御岳神社(長尾平)』 14時間10分30秒 800番台に。
御岳神社
御岳神社前の旅館・土産屋。当然こんな時間だとひっそりしてる。
ここから日の出山の上りまでなだらかな下り傾斜。ちょっとスピードを上げて走ってみる。
(これがのちのち苦しむ結果に)
日の出山 最後のピークで眺めがすばらしい!吹き抜ける風が冷たい。
手ぶれの夜景。本当はもっときれいなのに・・
あとはゴールに向かって下り基調。なんだけど下りはすごい苦手。
しかも中途半端に走ってきたものだから膝周辺部が疲れてきた。
歩いて下る分、後方から多くの選手にパスされた
ここまで来て歩いてゴールするのはどうなの?
そんなことを考えながら歩く。
残り5km表示を過ぎた。
これだけの距離を動いてくれば誰しもきつい。
体を動かすのはもはや気力だけであることにようやく気付いた。
一旦追いついて突き放されていたマーシャルの女性に追いついた。
(それまで引っ張ってもらった男性は上りでスローダウンしてしまった)
ここからはマーシャルの女性に引っ張ってもらうことにした。
金毘羅山を過ぎたあたりで下りに一部舗装路が混じるようになった。
下りが苦手なだけに舗装路はありがたかった。
マーシャルの女性がスピードアップした。飛ぶように下っていく。
こちらも負けじと付いていく。
この付近で10人以上をパスした。
残り1kmを切り、一般の舗装路に出た。
ここからは刀水ACの名に懸けて後からパスされてはならないとばかりに、さらにペースアップ。
いつしかマーシャルの女性も振り切っていた。
いくつかの角を曲がってゴールの五日市会館前へ。
●ゴール『五日市会館前』 16時間30分53秒 男子総合796位(男女計800番台)
ゴール直後に。スタッフに撮ってもらった。
これだけの時間を要しても半分より前でゴールできた。
◆出走者:2,070名 完走者:1,727名 完走率:83.4%
こんなに長い距離を走ったことは無い。
いままでは42.195kmが最長。時間も6時間くらいまで。
しかも最近は故障でほとんど練習できていなかった。
半ば途中棄権やむなし、且つ雨なら最初からスタートラインに立つつもりも無かった。
でもこうして71.5kmという距離、16時間31分という時間を動き続けることができた。
なぜ完走(完歩)できたのだろう。少なくても自分の力じゃなく、一緒に走った選手がいたからなのは
間違いない。
しかし、こんなに長い戦いを終えても感動や悔しさや嬉しさなどがこみ上げてくることは無かった。
ただ、「開放された」とだけ思った。
振舞われた熱い豚汁だけが体の疲れを癒してくれた。
◆記録(手元計時を含む)
2分44秒( 2分44秒):号砲~スタート(差)
1時間30分05秒(1時間27分21秒):入山峠
2時間42分59秒(1時間12分54秒):市道山分岐
4時間58分37秒(2時間15分38秒):浅間峠(第一関門)
6時間13分43秒(1時間15分06秒):笛吹峠
西原峠にて1個
8時間03分19秒(1時間49分36秒):三頭山
山頂にて1個
9時間38分52秒(1時間25分33秒):月夜見山第2駐車場(第二関門)
給水(11分20秒)
10時間58分56秒(1時間08分41秒):御前山
少し横になる(10分19秒)
12時間10分35秒(1時間01分20秒):大ダワ休憩所
休憩所にて1個
13時間13分38秒(1時間03分03秒):大岳山
14時間10分30秒( 56分52秒):御岳神社・長尾平(第三関門)
14時間48分13秒( 37分43秒):日の出山
山頂にて1個
16時間30分53秒(1時間42分40秒):五日市会館前(ゴール)
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