すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「ない」ことに配慮して環境を整える

2006年02月28日 | 読書
余計な物が掲示されていれば、授業者以外の物を見てしまう。それを省くために、この教室は、必死になって環境を整えてあるんです。
横山浩之『科学の目による授業検証』(私家版)


注意欠陥のある児童がいる学級では
こうした配慮が必要になってくるという。
「ある」ということに対して教室環境を考えたことはあったが
「ない」ことについて配慮をして
教室環境を考えることはあっただろうか。
環境を整えるということの意味はむしろそこにある。