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桜と絵本と豆乳と

学習者の読書量を伸ばす条件

2006年02月14日 | 読書
読書指導のために教科書の外に出て教材を求める能力、余力、キャパシティをもつ教師の少ないことを痛感する。
学習者の読書量を伸ばす指導は、読書量、読書経験豊かな指導者のみ実践できる。

小田迪夫「国語教育 2006.2」(明治図書)


実践に取り掛かるためには、一冊の本、一行の文章があれば足りる。
しかし、その継続となったときは、それだけでは足りない。
指導者が実践の意味づけをし、吟味し、活用していく段階では
それを裏打ちする経験が必要である。
読書はそのためにもっとも必須なものと言っていいかもしれない。
自らの体験からも実感できることである。
子どもの「読書」をテーマにした指導も、当然含まれる。