日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2011年8月28日~29日 【旅行】北欧紀行(9)

2011-09-06 21:59:20 | 旅行・ハイク&ウォーク
 帰国日。

 空港に近いホテルらしく、4時半から朝食をやってる!機内で何か出るだろうと思いつつも意地汚く食べる。無料バスで空港へ、別途購入のエコノミークラスなので行列に並んでチェックイン。パリからの接続までまとめて荷物預けられると思ったらできなかった…この辺は共同運航便の悲しさか。

 AF1463便(F-GHQK:A320)でストックホルムからパリへ。何か見覚えのある機体番号だと思ったら昨年の正月明けにイスタンブールからパリまで乗った機体だった!資料によるとA320って56機いるんだよ!?何て偶然…ま、ともかくエンルートは殆ど雲の上。

 パリで荷物をピックアップし、すぐに国際線チェックイン。ストックホルムからを後の便にすると乗り継ぎがキツくちょっと遅延したら置いてけぼりになってしまうため、早朝便にしたのだが4時間待ち…CDGもあんまり楽しめる場所はないんだね。リラクゼーションとかあれば長時間のフライトに備えて身体をほぐして貰おうと思ったのだけど。

 JL5054便はコードシェアでAF機材。A380だったんでチョイスしたんだけど、震災による需要減のせいか777に変わっちゃって残念。イスタンブールから乗り継いだ帰りが777で同じくビジネスクラスだったんだけど、リニューアルしたのかな?何だか全体に白っぽく上品な感じ。でも座ったらJALのシェルフラットと大差なくガッカリ。やはり年越しドバイ&6月南米のキャセイのインパクトは大きかった。写真は、巡航中に展開された「クラシックスタイル」のスナックコーナー。ベテラン乗務員が乗ってて楽しんでセットしたみたいで、この辺は外航機だと思った(写真)。

 予定より少し早く、成田に到着。N'EXが減便してることもあって慌てず騒がずのんびり待って、ラッシュアワーを終えたところで帰宅。いやー、何とかキャスター持ったね…と思ってみたらタイヤがもうペローン寸前。お疲れ様でした。

(おしまい)
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【映画】マイ・バック・ページ

2011-09-06 08:02:07 | 本・映画・展覧会
実話に基づくストーリー、'70年代安保闘争直後の苦い(ほろ苦い、ではない)記憶のストーリー。大マスコミに勤務する主人公・澤田(妻夫木聡)と、学生運動のリーダー・梅山(松山ケンイチ)を軸に展開する物語自身は分かりやすく、主人公の心の動きは分かりにくい。

 ジャーナリストでありたいと願っていた沢田は、取材対象に深入りし過ぎた、とみるのが普通だろう。でも普通ってなんだ?劇中で彼は言った。意見の過半数がそうだとして、そのこと=正しいことなのか?問いかけられた気がしてならない。

 結局、梅山は口先だけで生きていたように描かれている。逮捕後の供述も見苦しく映る。ただ梅山のすごいところは、「実はそれウソだよ、へへん」なんて表情が全く現れないところ。ひょっとして彼は嘘をついていたのはなく、自身そう思っていたのではないか?…最近マツケン(松平健にあらず)の目が松田優作に似ていると思ったりする。

 ラスト、昔の知り合いと偶然再会したやり取りの中で「生きてりゃ良いよ」と言われ、とめどなく涙する澤田。決して嬉し涙ではない、どうにもならない後悔の涙ではないのか。死ねば良かったとは思わないまでも、自分がおめおめと生き延びている恥ずかしさ、何者にも成れていない無力さ、自分ならそんな悔悟を覚える。

 で、映画のタイトルにもなった"My back pages"と言う曲、映画のエンドロールで流れるのは奥田民生+真心ブラザーズ(オリジナルはボブ・ディラン)なんだけど、一瞬吉田拓郎の曲かと思ったのね。コード進行と奥田民生の字余りな歌い方がすごく巧くて。

 映画オフィシャルサイト:http://mbp-movie.com/

 2011年8月31日 キネカ大森にて鑑賞
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