日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2011年9月21日 【音楽】無料ドラムクリニック

2011-09-25 18:25:53 | 音楽、ギター、カラオケ
 台風15号の迫り来る(ってか思いっきり通過中!?)さなか、楽器店主催の無料ドラムクリニックに参加した。参加つーかマンツーマン。後日にしましょうかと言われたのだがせっかく店に寄ったのだし、台風のためキャンセルが出て今すぐできるしと言うわけで。

 インストラクターは店員さん@元講師(?)。どういうジャンルをやりたいとか一切なし、要は何を叩くにしても必要な基礎ですと言う事で。それはそれで有難いな、全くの自己流だから。

 まずはセッティング&ポジション。うーん、やっぱり自宅のエレドラよりスネアが相当高い。自宅の感覚でスティック振るとリムショットになっちゃう(汗)。少し前に今井(義頼)さんのセットに向き合った時もそう感じたんだな。やはりセッティグ変えなければ。

 次はスティックの握り方。マッチドグリップなんだけど、これも自分のと結構違う。ちょっと違和感あるけどレギュラーグリップにするほどの違いではないので、教えられた通りに修正しよう。

 そしていよいよ叩き方。まずはシングルストローク、そしてダブルストローク。もちろん教えられた通りには叩けません(汗)。簡単、地道なところを馬鹿にするつもりは毛頭ないので、有難く思う。ちなみに同じピッチで叩くの、どれくらいを目安に?と問うたら5分くらいは…との答え。もちろん5分間ずっと同じストロークで叩くなんてなかろうが、それくらいキチンと叩ければ何があっても対応できるでしょうという意味だよね?その通りでした。

 では…と言う所でいきなり停電、非常灯点灯!ここショッピングモールの中ですよ!?間髪居れず館内放送(でも慌しさが丸聞こえ、ちょっとナサケナイ)、復電のメドが立たないため今時点を以って閉店、お客様は速やかに退館願いますとのこと。クリニック開始からここまで約20分、強制終了となり残念…だがリターンマッチをやって下さるということなのでウッシッシ、それまでに練習して…ドクターストップかかってるけど今日は両手だけだからその練習はOKだよね…しておこうかと!

 楽しい時間のツケは、館外に出た途端に猛風でへし折られたジャンプ傘。
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【本】白石一郎著 「海狼伝」(文春文庫)

2011-09-25 07:08:06 | 本・映画・展覧会
 白石一郎と言う作家には海モノ専門と言う印象を持っている。本当か否か、実は読んだことがなかった。先日JALの機内誌(だったか)で紹介されていたのを読み、そうだ、そうだったと思い出し読んでみた次第。

 壮大な物語である。一介の漁師(にもなれない浜男)である笛太郎が、数奇な巡り合せと己の才覚(潮読み)とで大型船のおかしら(船大将)になるまでを描く。

 物語は室町~安土桃山時代か。足利将軍や織田信長と言う人名が出てくる。ただし舞台は対馬とか瀬戸内とか、京や尾張から離れた地、しかも「海賊」の世界の話であり、いわゆる世間とは常識も価値観も違う。そのことはきちんと物語の中で説明されるが、読む方は「ここでそう動くか、そっちに付くか」と刺激を受けながら読むことになる。

 だからと言って本書が歴史小説かと言えばやはり違い、そうした時代背景のもと生きる海の男たちの物語と定義するのが正しいだろう。それが本書を第97回直木賞受賞たらしめた大きな理由ではないのか。

 本書の続編として「海王伝」が刊行されており、どのような物語か読むのが楽しみである。

 2011年9月19日 旅行帰りの列車車中にて読了
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