キヤノンギャラリーSでの写真展は、場所を活かし黒地にカラフルな大判写真を並べてあることが多い。鮮やかな発色が視覚を刺激し、気分的にリフレッシュできる。今日もそんな鮮やかな色が目を射る。
写真展と言うより民俗学の資料館に入った印象。「木曽のおんたけさん」の麓の集落に伝わる伝統的な祭礼の様子をつぶさに撮影したものが並ぶ。夜の篝火、昼の行列、舞台の舞。長年にわたり通っていらっしゃるのだろう。資料的価値があるのはもちろんだが、綺麗だ。
こういう写真を見ると、山村人口の高齢化、限界集落といった問題が頭をよぎる。全国各地、同じように綿々と続く小さな祭礼が山ほどあるに違いない。一つでも多くの祭りが一年でも長続きしますように。
2011年9月22日 品川・キヤノンギャラリーSにて
写真展と言うより民俗学の資料館に入った印象。「木曽のおんたけさん」の麓の集落に伝わる伝統的な祭礼の様子をつぶさに撮影したものが並ぶ。夜の篝火、昼の行列、舞台の舞。長年にわたり通っていらっしゃるのだろう。資料的価値があるのはもちろんだが、綺麗だ。
こういう写真を見ると、山村人口の高齢化、限界集落といった問題が頭をよぎる。全国各地、同じように綿々と続く小さな祭礼が山ほどあるに違いない。一つでも多くの祭りが一年でも長続きしますように。
2011年9月22日 品川・キヤノンギャラリーSにて