日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2011年9月23日 【仕事】プライド

2011-09-27 21:16:04 | 仕事
 銀座のニコンサロンで写真展を見た後、珍しくショウルームに回った。ちょうどニコン初のミラーレス一眼レフが発売になったので、まぁどんなものかくらいは確認しようかと思って。

 なんか異様にスタッフが多い。揃いのジャンパーを着て10名近く、これじゃお客さんを威圧しちゃうよ。ともあれ近寄ってみると、ファインダーのあるタイプと(最近のデジカメ同様)ないタイプの2つ。レンズ交換できるあたりがウリならユーザーはファインダー付きをを選ぶと思うけど、どうなんだろう!?ファインダー付きを手に取ると早速プロモーションスタッフのお姉さんが寄って来たが、これがてんでダメ。

 内部向け説明資料を手に、質問内容を確認しながら説明するのはまぁ良い。だが根本的にカメラを知らない。「フォーカルプレーンモードと電子シャッターモードの違いは?」と聞いても頓珍漢な答が返ってくる。「(同社製デジカメの)Coolpixとメニュー画面の操作性は合わせてあるんですか?」と訊ねたところ、「さぁ…私はこの機種の教育しか受けていませんので」でオシマイ。周囲にあまた居るスタッフに確認しようともしないのには心底驚いた。

 これが量販店の店頭ならまぁ仕方ないと諦めよう。所詮は一時の雇われスタッフなのだ、と。しかし、ここは卑しくもニコンサロンである。しかも銀座である。新宿と並び、「国内最高峰」ではないのか。通りすがりの人間が入ってくる立地とは言いがたい。内外のニコンファンが目的を持って訪れる場所なのではないか。そういう言わば「うるさ方」の客相手の応対がこんなレベルで良いのか。

 一方、こういう応対がされていても、周囲のスタッフで「あ、それはですね…」と割って入って来る者もいない。このとき、他にこのカメラをいじってる客はいなかった。であれば唯一見ている客が新製品のどこに関心を示しているか、どういう質問をするのかチェックするのが、店頭に出張してきている開発スタッフの仕事ではないのか(私語で職種は判ってるんだゾ!)。あ、わざと別にメカに弱そうなバイトさんに質問したワケじゃないからね?向こうが寄ってきたので訊ねただけ。

 少なくともこの日この時、銀座ニコンサロンに新機種の良さを積極的に訴えようとするスタッフは居なかった。こういう姿勢って、メーカーがどんなつもりで新機種を開発してるのか疑問に思っちゃうよねぇ?旗艦店たるプライドがないのなら、とっとと店を畳むこった。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年9月23日 【ジェミニ】ライトが割れたよ

2011-09-27 07:28:38 | クルマ
 車庫に言ったらショック!ヘッドライトのレンズが落ちて割れてた。最近のプラスチックレンズなクルマにお乗りの方には想像もできないことかもしれませんが。台風の影響?それともイタズラによるもの?ちょっと気になる。

 でも前にも自然落下したことがあったような気がするなぁ…と思ったらやっぱり過去にやっていた。
http://blog.goo.ne.jp/superflyer/c/1f0c70fbf6dcf592901523b673330528/15
この時はレンズ割れなかったんだけど、今回は割れてしまった。「きみつひち」の物置にスペアパーツがあったはずなので、引っ張り出して交換しなくちゃ。

 また落ちたら、もう代えはないぞ。その時はオーストラリアかドイツから通販で買うんだろうな。それか、落下防止のテグスかワイヤーでも考えてみる?
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】エリオット・ヘスター著・小林浩子訳 「機上の奇人たち」(文春文庫)

2011-09-27 00:49:36 | 本・映画・展覧会
 パイロットやフライト・アテンダントの内輪話や山ほどある。多かれ少なかれ似たような話だ…と言ってしまってはツマラナイか。だが本書の著者は日本人(と言うか日本のエアライン勤務)ではない。舞台は米国のエアラインだ。なので借りてみた。

 呆れる。登場人物(乗客もクルーも)すべてがアメリカ人ではないから、同じことが日本のエアラインで起きる可能性がないとは言えないが。「9・11」以降、特に航空機周辺での行動には厳しい目が向けられているから昔と同じような真似はできないだろうが。

 多くのエピソードはユーモアたっぷりに書かれているが、内容はなかなかハードだ。自分がその立場におかれたらと思うと(別にオカルト的ではなく)ぞっとする出来事もある。いやはや、アテンダントって大変だ…

 やはりアメリカは日本より飛行機のバス化が進んでいると思わざるを得ない。要するに、知性や教養を備えたレディース・アンド・ジェントルメンだけでなく(勿論そうした連中とて、いやそうした連中こそ暗い欲望があったりしそうだが)常識(と思われること)をわきまえない連中が普通に乗ってくる乗り物だってことだ。もちろん、著者の経験年数が多いこと、彼の地では便数も多く従って多くの「ヘンな」出来事に出くわすチャンスも増えることを考慮する必要はあるが。

 ネタとして使えるケースばかり集めているだけで、著者のキャリアの大部分はつつがないフライト、陽気な乗客、楽しい同僚とのおしゃべりで過ぎて行ったことだろう。そうでないと、こんな大変な目に遭ってまで長年アテンダントを続けた理由が見当たらないじゃない?(笑)。願わくば、自分が本書に収録されたケースの1つにでも遭遇しませんように。

 2011年9月21日 自宅にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする