日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】寺西俊一監修・東アジア環境情報発伝所編 「環境共同体としての日中韓」(集英社新書)

2012-12-01 22:29:39 | 本・映画・展覧会
 隣人ゆえ何かと日本と摩擦の多い韓国・中国。領土問題以前から課題になっていたのが環境問題。

 とりあえず日本は韓国からの漂着ゴミ、中国からの黄砂という被害者であると考えているが、本書では日本からの廃棄物輸出を逆方向の問題と捉えている。その点には違和感。カネ払って処分して貰ってるならともかく、PETなど商取引の結果でしょ?それもイカンと言うなら輸入したものは最終処分まで国内で行えと言うのかな?

 …と異論はあるが、東アジア地域として見れば近距離ゆえ環境問題には協調して対処しなければならないと言う論調は分からないでもない。でも日本の環境モニタリングや脱硫、処分技術が、対応の遅れている中韓両国に一方的に利用されるだけと言う印象なんだよね。それで結果として日本の環境が良くなるのだから良いことじゃないか、と受益者負担的な発言もあるだろうが、やはり「出す人間が責任を持つ」のが本筋ではないのかね?

 読み終えて、理屈では納得できても環状では納得できなかった。だがそれは著者のせいではないと思う。

 2012年11月19日 出張先マニラのホテルにて読了
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【映画】るろうに剣心

2012-12-01 19:18:57 | 本・映画・展覧会
 何でいまごろ映画化?と思っちゃうのだが、原作はけっこう古い漫画で連載中は読んでた記憶がある(調べたら1994年からの作品)。

 どうしても原作と比べてしまうのだが、主人公・もと「人斬り抜刀斎」の緋村剣心の佐藤健は後半になると違和感なく、一方でヒロイン神谷薫の武井咲には最後までなじめず。彼女が「フェルメールの少女のそっくりさん」をしたんだっけ?原作と大幅に違うが良かったのが斉藤巡査役の江口洋介、さすがの香川照之。

 物語としては原作よりコミカルな部分を抑え、人を殺めることの悲しみを強く打ち出している点が目に付いた。下らない理由で簡単に殺人を犯す人が多い現代へのメッセージかな?殺陣のシーンは長く、動きが変化に富んで見応えあった。カメラワークも普通の時代劇とは違って(どう違うか説明できないけど何となく新鮮な構図)、そして音楽がユニーク。クラシックを使ったり洋楽を使ったり。

 思っていたより楽しめたな。

 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html

 2012年11月18日 JL741便(東京→マニラ)機中にて
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2012年11月21日 【仕事】馬尼拉出張最終章(4)

2012-12-01 15:12:47 | 仕事
 帰国日。同僚2名は土壇場で予定変更して朝のフライトで帰ってしまい、変更不可能な最安値チケットを買っていた自分は取り残されてしまいました。のんびり朝食を摂り、部屋で昨日までの打ち合わせ結果の反芻と纏め。

 最後に少しだけ外出、ホテル近くの駅から通勤電車「MRT」に乗って数駅を往復してみました。かなり混んでおり、これならスリくらい居ても仕方ないかな…スシ詰め一歩手前の山手線と言う感じ、スーツ姿は少なかったものの大半が通勤通学の人に見えました。

 12時にホテルを出てタクシーで空港へ、一人なのでホテルリムジンではなく一般タクシー。幸い空いており20分で空港到着。JL742便(JA6J:767-300ER)は機体入口まで追いかけられアップグレードされました。

 今回で、予定されていたマニラ出張は終わり。状況に応じてもう一度あるのか…来ても市街に出るわけじゃなし、ホテル横のスーパーでちょこっと食料品を買う程度ですが、それでも生活の刺激にはなりますのでまた来たいものです。
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2012年11月20日 【飲み物】ル・キュヴィエ ボジョレー・ヌーヴォー2012

2012-12-01 10:14:19 | 食べ物・飲み物
 今年は気分が乗らず、飲む時間も取れそうにないので手を出さずにいようと思ったボジョレー・ヌーヴォーだが、海外出張先で飲むことを思い立ちPETボトル商品を購入しスーツケースに忍ばせた。軽いの歓迎。とっても安っぽい。事実980円とボジョレー・ヌーヴォーにしては安いけど、500円でチリあたりのワインを買えることを考えれば、まだ割高感はある。

 夕食後、同行者と部屋飲み。深みはない(期待もしていない)が、ボジョレー・ヌーヴォーで時おり感じる雑味と言うかイガイガ感もなく軽めあっさり、気持ちよく飲めた。

 ボジョレー・ヌーヴォーを飲むと、少し早いけど今年を振り返り、来年どうしようかって思う。他にもPETボトルの商品があればもう1本買って次の出張にも持って行こうかな。
コメント (2)
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