日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】白石一郎著 「海狼伝」(文春文庫)

2011-09-25 07:08:06 | 本・映画・展覧会
 白石一郎と言う作家には海モノ専門と言う印象を持っている。本当か否か、実は読んだことがなかった。先日JALの機内誌(だったか)で紹介されていたのを読み、そうだ、そうだったと思い出し読んでみた次第。

 壮大な物語である。一介の漁師(にもなれない浜男)である笛太郎が、数奇な巡り合せと己の才覚(潮読み)とで大型船のおかしら(船大将)になるまでを描く。

 物語は室町~安土桃山時代か。足利将軍や織田信長と言う人名が出てくる。ただし舞台は対馬とか瀬戸内とか、京や尾張から離れた地、しかも「海賊」の世界の話であり、いわゆる世間とは常識も価値観も違う。そのことはきちんと物語の中で説明されるが、読む方は「ここでそう動くか、そっちに付くか」と刺激を受けながら読むことになる。

 だからと言って本書が歴史小説かと言えばやはり違い、そうした時代背景のもと生きる海の男たちの物語と定義するのが正しいだろう。それが本書を第97回直木賞受賞たらしめた大きな理由ではないのか。

 本書の続編として「海王伝」が刊行されており、どのような物語か読むのが楽しみである。

 2011年9月19日 旅行帰りの列車車中にて読了
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2011年9月21日 台風直撃に思う

2011-09-24 22:01:51 | ノンジャンル
沖縄付近でさんざんモタモタしてると思ったら列島直撃しやがった…台風15号。

 たぶん今日は会社で「総員退艦~!」と指示が飛ぶだろう、仕事の按配は…まぁ何とか帰れるかな?で、案の定でた。台風の速度を考えたら午後一番に出ても良かったんじゃないかと思うんだが。

 で、通常ルートで帰りかけたが既にJRでは多摩川を渡れず。KQは改札口にも近寄れない状況(写真)だったので、山手線(まだその時点では動いていた)で五反田に出て、そこから延々R1を走ってくる川崎行きバスに乗った。乗り場には行列ができていたが、1本見送って10数分後の次便に座れた。3・11のときR1は大渋滞だったが今日はさほどでもなく、バスの車体に打ち付ける強烈な雨音を子守唄にzzz...川崎まで45分強。

 何しろ神奈川の人間は「いかに多摩川を渡るか」がポイント。電車がダメならバスがあるのだが、普段使用していなければ路線バスのルートなど知りっこない。ちなみに川下から行くとR15は蒲田⇔川崎の直行バスなく森が崎行きあたりで乗り継ぎ、R1は上記の通り五反田(中延)⇔川崎、ガス橋、丸子橋(中原街道)は無し。

 こう見ると、「反01」系統はなかなか貴重な路線なのだ。平日夜は1時過ぎまで池上警察署まで深夜バスもあるしね。ついでに、JRがだめならKQ、それもダメなら109…と「上流」に向かう代案は良いが、山手線が止まったらどうしますか?大井町から山手通りを通って渋谷まで行くバス(渋41系統)があります。

 ところで、過去の大雨や震災などでこれほど「帰宅難民」と言う言葉が一般化しているのに社員をとっとと帰さない会社、また自分の非常時帰宅経路に関して研究していない個人、それぞれどっちもどうよって思うのだ。諦めて飲食料買い込んで会社に篭城、ができればそれでも良いが、家庭の事情があって帰らなければならない者が無防備なのは愚かとしか言いようがない。

 やはり「備えよ常に」だよね。好きだから詳しい、じゃない。いざという時に必要だから(平時に)調べて乗って確認したんです私。
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2011年9月19日 寝床

2011-09-24 12:16:47 | ノンジャンル
 良く聞くのは旅から戻って「はぁ~、やっぱりウチは落ち着けるしイイなぁ~」そうなの?(笑)

 確かに寝馴れている点では家に勝る場所はない。アジアの安宿みたく湿って匂う(気がするだけかもしれない)ベッドも、虫が湧いてるわけじゃないので大して不快ではない(どんだけ酷い環境で暮らしてるんでしょ)。とりあえず生活に必要なものは(食料を除き)揃っているし、特段の不便はない。

 旅から旅、日々移動をしていると一つところに落ち着ける環境が恋しくなるのかもしれない。どれくらい長いことさすらって居ればそうした心境に到達することができるのか。約2週間半でかけた南米でどうなるか、自分自身楽しみだったがついぞ家のベッドが恋しいなどとは思わなかった。ほぼ毎晩「家より寝心地良いな~」(爆)。

 そう思えるうちは元気なのだと、佐渡から家に戻りベッドに転がって思ったのだった。
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2011年9月19日 【旅行】Sado Moment(4)

2011-09-23 16:48:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 最終日つづき。

 「NO.DO.KA.ループ4号」が1502に水上に着くと、わずか18分で「SLみなかみ号」が発車するという素晴らしいスケジュール。できればセットで指定券を発売して欲しいものだ…実際、SLに乗り換えた乗客を何人も見た。」

 すっかり定番となった水上⇔高崎のSL列車だが、今年は「C6120」号機が復活しバラエティに富むようになった。群馬デスティネーションキャンペーンに合わせ、従来からの「D51498」と重連しちゃったり。実はC61って遥か昔に梅小路で見て以来。もともとC62に隠れて印象が薄い機関車って気がしませんか?

 何にしても、短い時間に外からみた2C2軸配列(ハドソン)は格好良い。ボイラーは基本的にD51と同じな筈だが、やはり1,750mmx3軸の動輪(D51は1,400mm)は見栄えがする。

 さすが連休、汽笛一声満員の乗客で出発。ホームでは駅長や旅館の女将が笑顔で手を振りお見送り。駅を出るまで窓を開け汽笛と石炭の香りを楽しんだがすぐにトンネル。

 例によって乗車証明やペーパークラフトが配られ、指定席券510円では申し訳ないほど。せめてこの列車、シーズン中であっても「18きっぷ」等では乗れないようにしてはどうだろう?ちなみに本日は新潟→東京都区内の片道乗車券で乗っている。

 渋川で20分ほども停車の間に後からE655系「なごみ」、そして改装したばかりの485系「リゾートやまどり」が続けてやってきて追い抜いてゆく。今日の上越線は被写体に事欠かないね。某ミッシー氏も沿線どこかに居たはずだ。でも列車は乗ってナンボだよ。太い汽笛を聞きながら12系客車に揺られる。今年は何回も上越線に乗ってる気がするぞ?

 高崎でもすぐの接続で上野行きがある。アコギのライヴに寄って行こうかとも思ったが、雲行きも怪しくなってきており真っ直ぐ帰宅した。新幹線なら2時間の区間に10時間もかけて乗ったり降りたり、バラエティに富んだ旅の終わりだった。


窪田623
(バス)
両津港703/720
(ジェットフォイル)
新潟港825/835
新潟850/905
(228D)
新津926/1025
(北越4号)
長岡1102/1135
(Maxとき322号)
越後湯沢1201/1340
(NO.DO.KAループ4号)
水上1502/1520
(SLみなかみ号)
高崎1720/1726
(快速アーバン)
上野1901

(おわり)
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2011年9月19日 【旅行】Sado Moment(3)

2011-09-23 08:16:53 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は佐渡でなく列車乗車がメインな日。天候が悪化しそうなこともあり、早朝に宿を出て始発のジェットフォイルで島を出る。港に到着時「運航未定」だったが何とか出航。停泊中はユラユラと揺れて気持ち悪い。出航後、翼走状態で時に大きく転針、どうやらうねりを避けているらしい。それでも時折ドーン、ドッカーンと船体が海面に接触する音と衝撃。乗組員が何度もベルト装着を訴え確認して回る。たまに波しぶきが側窓いっぱいにかかり何も見えなくなる…5分ほど遅れて新潟港着。

 越後湯沢に13時までに着けば良いがまだ9時前、新幹線で行ったのではあまりに早過ぎる。だが在来線だけでは間に合わない。そこで時刻表と睨めっこ、在来線特急+新幹線。さらに特急は新津から乗車で料金を1ランク下げるセコい作戦(笑)。

 本来は会津若松行きだが水害不通のため馬下行きになっているキハ40系にのんびり揺られ新津へ、駅前のコンビニでコーヒー飲んでひといき入れて485系「北越4号」で長岡へ、自由席だが10人も乗っていない惨状。この後の「目玉」がなければこのまま金沢→名古屋と在来線に延々乗って帰るのも良いなぁ…長岡から新幹線で越後湯沢へ、東京行きを途中で降りるのはちょっと勇気が要る。連休最終日らしく自由席は既に混み始め、立ち客も出る盛況だった。在来線特急とは対照的。

 越後湯沢では構内にある「ぽんしゅ館」の風呂に入ってみる。浴槽1つ、窓もない殺風景な施設だが日本酒を入れた風呂がウリ。時間があるので深呼吸をしながら半身浴をしていたら汗が止まらない。まだまだ発汗機能は正常みたいだ。

 13時40分、お待ちかねのジョイフルトレイン「NO.DO.KA.ループ4号」発車。パノラマカー風のお座敷電車で、新潟の所属なため乗車機会は少ない。いったん自席に着いたがすぐに先頭の展望ラウンジに移動、ここはフリースペースだが既に混雑、辛うじて座り、上越国境越えの前面展望を楽しむ。

 清水トンネル内の待避線跡(単線時代の遺物だ)、そしてトンネルでループしてゆくカーブの様子。車両乗車もだが先頭車でこの情景を目にできることが当列車に乗る意義。そのため、運転速度も遅く、湯檜曽・土合では停車時間も5分程度ある。普通なら40分程度で駆け抜ける35kmほどの道のりを倍の1時間20分かけて走る、偉大な産業施設の見学バスみたいなものだった。

(つづく)
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2011年9月19日 【物欲】俺のドタ靴

2011-09-23 01:20:54 | 各種物欲
 …なんて唄がユースホステルでは歌われていたんですがね、30年以上前かな(笑)

 今回しみじみ思ったのだが、また靴がダメになっている。えっと買ってからどれくらいだっけ…1年経ってない!?
http://blog.goo.ne.jp/superflyer/e/0404c1c0a30098fca69e0857d9c6e796
 その前がこんな感じ
http://blog.goo.ne.jp/superflyer/e/b44f3e40968df4c54d7d22e8de0fd88f

 確かにオフタイムはほとんどこれ一足、旅先でそれなりに歩いているとは言え休日の日数は皆さんとさほど変わらないはず。傷むの早過ぎはしないか。安物とは言え5,000円くらいはしたんだけど。皆さん靴はどれくらい持つんでしょうか…

 次はもうワンサイズ小さくして足の動きを少なくしてみる?そうすれば靴の傷みも足のマメにも抑止効果あるはず。

 しかし何だな、最近カバンにクツに…しょっちゅう何か壊れてる気がする。別にブン投げたり蹴飛ばしたりしちゃいないんだけど、よっぽど使い方が悪いのかなぁ。どうにも納得がゆかない…
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2011年9月18日 【旅行】Sado Moment(2)

2011-09-22 06:40:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は近距離の移動、たっぷりある時間をどう活かすか。昨夜バスの時刻表を見ながらマジメに考えて行動開始。宿の方と同宿の方に見送られて出発。去ってゆくバスにいつまでも手を振ってくれる人なんて何年ぶりに見ただろう。

 佐渡随一の観光地と言っても良い尖閣湾、前回は訪問しなかったので今回は下車して遊覧船(グラスボート)に乗る。ってか岸壁のそばをイシダイが何尾も泳いでるのが見えるって何…「餌付けしてるんですか?」「してないけど、まぁそんなもんです…冬のブリは最高ですので是非またどうぞ」ここの施設、係員みな丁寧かつフレンドリーで感心する。老舗観光地にありがちなマンネリ感がない。昨日は雨混じりの曇天だったが今朝は快晴、おかげで海中が明るくとても良く見え素晴らしい。

 次なる目的地へ行く前に佐渡の海岸線を愛でるべく、海沿いルートを走るバスでちょっと先まで。このバスも尖閣湾までが社会実験で延長運転されており有難い。ひたすら海沿いを進むバス、客はずっと片手程度。佐渡のバスは朝晩以外すべてマイクロで十分なほど客がいない。

 相川に引き返して町内で昼食、お勧めの真鯛塩焼き定食バカウマ。気さくなおかみさんと話してたらスケソの煮つけ小鉢がサービスで出て来た。これまた旨い。そして社会実験路線の佐渡金山行きバスに乗車、このバスがなければタクシーかレンタカーとなり大幅な出費。帰ったらお礼&路線継続嘆願状でも書くか。

 佐渡金山も佐渡観光の目玉だけれど、週末に限り1日1回、普通は入れない場所に連れて行ってくれるガイドツアーがある。その時間に合わせて本日のスケジュールを立てたのだが、立坑の巻揚機室とか最高に面白い。他3名の参加者は島民の方で昔をおぼろげに記憶されており、その記憶からの質問続出、なんか海外でツアーに参加しているような活発な会話ぶりで楽しめた。もちろん本来の観光ルート2つも急ぎ足で観覧、真剣に見たら金山だけで1日は過ごせる。トロッコ関係もけっこう色々ありますわよ?トロ沼な皆様(笑)。

 宿は夕食提供なしのため、佐和田まで行き過ぎて食事、暗くなった道を歩いて25分、民家の少年に道を尋ねたら行き過ぎてる様だったので戻っていたら軽トラが追いかけて来た。「息子が間違って教えたみたいで…宿はもう少し上です、すみませんお送りします」すみませんはこちらの方だ、数百メートルだが宿の前まで送って頂いた。佐渡の人はみな気さくで優しいように感じる。気さくなのは昔から多くの人々が行き交い開けてきた土地だからではないかな。


岩谷口835
(バス)
尖閣湾揚島遊園922/1010
(バス)
佐和田BS1102/1124
(バス)
相川1142/1307
(バス)
佐渡金山1317/1630
(バス)
佐和田BS1658/1802
(バス)
窪田1805


 佐渡白山YH泊
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2011年9月17日 【音楽】FG-251を弾いてみた

2011-09-21 19:16:52 | 音楽、ギター、カラオケ
 ちょっと前にも書いたように、昔は(寺社や公営を除く)たいていのYHにギターが置いてあったもの…今日の宿にはあった!ピアノもありきちんと調律してるんだって。やはりパワースポットが近いからでしょうか、1週間くらい滞在してく人の中には腕の立つ人もいるのだそうで、時には「無料ライヴ」もやってるんだって。

 どれどれとギターを手にとってみる。ん、ちょっと重い…ヤマハだけどモデルは何だろう?この重さは…先日行った「FG祭り」の記憶を辿る。ダメだ、分からん。FG-251だった。200番台ってこんなに重いモデルだったかなぁ?適当にチューニングして弾いてみる。

 あら、ずいぶん鳴りが良いじゃない?これ本当に200番台かなぁ?もっとシャリシャリな印象があるんだけど、ウチの280に近い音のバランス、音量も十分。ボディコンディションも良くネックの反りも少ない。サドル下の「起き」も出ていない。イイネ!

 …やっぱりFGってコードストローク向きかなぁ。ジャラ~ン♪って弾いた時の響きが何とも居えずイイ。ソロギターには向かないかなぁと思いつつ…オークションに出ていた280、競り合いになったので断念した。自分のと同じ「緑ラベル」だったので買って弾き比べをしてみたかったのだけれど。

 佐渡の最奥地の宿の広間で、いつか自分のFGと掛け合いでミニライブなんてできたら良いなぁ。
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2011年9月17日 【旅行】Sado Moment(1)

2011-09-21 06:48:44 | 旅行・ハイク&ウォーク
 PRISMを聴かない方にはなんのこっちゃ!?なタイトルでスミマセン。"Sad Moment"と言う曲名のもじりです。秋の3連休シリーズ第一弾は、YH泊まりつぶしとジョイフルトレイン乗りつぶしを兼ね…もちろん見残してた観光も…佐渡へ。

 行くまではなかなかの慌しさ。朝イチの新幹線で新潟へ、すぐにバス乗り継いで空港へ、そこから路線復活した空路で佐渡へ。ところがヒコーキが「天候調査中」理想的なのは現地まで行ったけど降りられずに戻ってくることなんだけど…道中は前も横も真っ白。下の海だけ見えてたけど…機材はBN-2アイランダー(JA127D)、巡航高度は1,000ft。幸い島近くで600ftまで降りたところではっきり見えたので良かった。

 到着したは良いが雨、さて何をしよう?空港近くに郷土博物館があるので行ってみたら特に漁具関係の展示&解説が丁寧で長居してしまった。レンタカーでないと行きにくい。ザックカバーが役に立つ。

 地魚にぎりの昼食後、トキの森公園へ。ここもレンタカーがないと行きにくく前回は断念したが、今回は社会実験とかで週末のみ1時間おきにバスが運行されていた。あ、ちなみにこのバスから「2dayパス」(2,000円)を利用。このパスも3連休のみ+1,000円でも良いので「3dayパス」にするとか、3日間のうち2日利用できるとか、もう少し工夫が欲しい。

 で、トキはケージの中に一杯いた(笑)。最近は放鳥されたトキがどうなったとか新聞に出ないけど、元気なんだろうか。但馬のコウノトリ保護と同じような展開になっているけど、現地で人々との共生がうまく行くよう願うばかり。

 あ、思いついた!JAL「旬間旅行」にツアーの提案をしよう。本当は"Bird's"なんて会員誌を持つANA(カード)の方がピッタリなんだがなぁ。コースは佐渡(新日本航空)新潟(JAL)伊丹(JAC)但馬だ。但馬便の都合上、コウノトリの郷は現地宿泊の翌日になるな…移動だけなら簡単だけど見学含めたら2泊3日かぁ…

 両津で時刻表上1分の乗り換え、可能かとトキ行く前に職員に尋ねたら「連絡しておきます」と頼もしい答え。帰りのバスの運転手さんちゃんと心得ていて、余裕で乗り継げた。佐渡の東海岸、内海府を北端まで延々と走り、先っぽを回ってすぐの岩谷口まで。ものすごく透明度の高い海、夏の海水浴は気持ち良さそう。パワースポットでもあるらしいがこれ以上パワーを頂いても使いこなせないのでパス(笑)。宿はとても居心地よい。

(本日の行程)
東京608
(とき301号)
新潟814/830
(バス)
新潟空港850/915
(新日本航空101便)
佐渡空港940
両津港1320
(バス)
トキの森公園1344/1450
(バス)
監督署前1509/1511
(バス)
岩谷口1701


 外海府YH泊
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【写真展】鬼海弘雄写真展 「東京ポートレイト」

2011-09-20 22:19:30 | 本・映画・展覧会
 この人のライフワークの1つ、浅草を舞台にそこへ集う人々のポートレイトをモノクロで撮った作品展だと言うのだが、観ていてどうも釈然としない。クセのある人間しか撮っていないのだ。妙な格好した人とか、ホームレスみたいな人とか。どうクセがあるかは、1枚1枚につけられたコピーを見れば分かるのだが。

 「個性」を撮るのは大いに結構。だがそれを「東京ポートレイト」と言う題名で発表するのは間違っているのではないか。東京だから色々な人がいるだろう、だが個性的でないかもしれないサラリーマンや観光客を撮らないのは少なくともタイトル通りではないように思う。なぜあえて東京の文字を入れたのか。

 唯一おもしろかったのは、撮影時期の違う同じ人物を並べていること。「定点観測」の賜物だろう、僅かな年数の間にすっかり老けてしまった人もいれば、15年経ってもさほど変わってない人もいる。その違いは興味深かった。

 2011年9月16日 恵比寿・東京都写真美術館にて
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