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TV、外来語

2010年06月03日 23時12分58秒 | 身辺雑記

映画「氷の微笑」、ってのがある。
原題はBasic Instinct(基本的本能)。
邦題のつけ方が巧いなぁ、と感心した。
でも、最近の邦題は、捻りがない。
「アリス・イン・ワンダーランド」・・・そのままやんけ!

先日、シリーズ(全12回の途中)TVを観ていた。
知らない外来語を普通に使うので「あれ?」「何それ?」、って感じ。
例えば、次の言葉。

インセンティブ
アファーマティブ・アクション
レガシー・アドミッション

上記3つとも知っている方、エライ!
(皆さんはご存じなのだろうか?私は知らなかった)
知識人ってのは、一般人とは異なる言葉を使用し文章を構築する。
例えば、こんな感じ・・・「知識人とはヒエラルキーに於けるアリストクラートである」、とか。(どう?)
まぁ、これはどの業界でも言えるんだけど。
放送業界では、放送業界用語がある。
政治家然り、である。
司法業界、ってのも一般人に解りづらい言葉を連発する。
その業界だけに通用する言葉、身内意識を高め、部外者を除外する排他的な言葉使い、と感じる。
以前、こういったものは『方言』の一種である、と読んだことがある。
そう考えれば解りやすい。
法曹業界の方言、知識人同士の方言。
なまりが強くて、理解不能・・・標準語で話してよ、って感じ。

我々も業界に媚びてはいけない。
変に外来語を多用しないよう、私自身も気をつけている。
(台所の流しををシンク、尊敬をリスペクト・・・ムリして横文字使わなくてもいいんじゃない?)
さて、最初の課題にもどる。

「コミットメント」と同じく、「インセンティブ」も日本語にしにくい。(モチベーションと比較して覚えるとよい)
アファーマティブ・アクション=肯定的措置・・・これだけでは解りにくい(【参考】「ポジティブ・アクション=和製英語)
レガシー・アドミッション=レガシー=遺産、アドミッション=入会、入場の許可(例えば、親がその学校出身者なら、その子どもを入学させる制度・・・日本にもあるのか?・・・ちなみに、レガシー・システム=時代遅れの役に立たないシステムのこと)

それにしても、外来語は訳しにくい。
文化&政治背景が異なるからか。

【参考】
[三省堂辞書サイト]10分でわかる「インセンティブ 
アファーマティブアクション とは - コトバンク<button class="ws"></button> 
ポジティブ・アクション - Wikipedia<button class="ws"></button>