映画「氷の微笑」、ってのがある。
原題はBasic Instinct(基本的本能)。
邦題のつけ方が巧いなぁ、と感心した。
でも、最近の邦題は、捻りがない。
「アリス・イン・ワンダーランド」・・・そのままやんけ!
先日、シリーズ(全12回の途中)TVを観ていた。
知らない外来語を普通に使うので「あれ?」「何それ?」、って感じ。
例えば、次の言葉。
インセンティブ
アファーマティブ・アクション
レガシー・アドミッション
上記3つとも知っている方、エライ!
(皆さんはご存じなのだろうか?私は知らなかった)
知識人ってのは、一般人とは異なる言葉を使用し文章を構築する。
例えば、こんな感じ・・・「知識人とはヒエラルキーに於けるアリストクラートである」、とか。(どう?)
まぁ、これはどの業界でも言えるんだけど。
放送業界では、放送業界用語がある。
政治家然り、である。
司法業界、ってのも一般人に解りづらい言葉を連発する。
その業界だけに通用する言葉、身内意識を高め、部外者を除外する排他的な言葉使い、と感じる。
以前、こういったものは『方言』の一種である、と読んだことがある。
そう考えれば解りやすい。
法曹業界の方言、知識人同士の方言。
なまりが強くて、理解不能・・・標準語で話してよ、って感じ。
我々も業界に媚びてはいけない。
変に外来語を多用しないよう、私自身も気をつけている。
(台所の流しををシンク、尊敬をリスペクト・・・ムリして横文字使わなくてもいいんじゃない?)
さて、最初の課題にもどる。
「コミットメント」と同じく、「インセンティブ」も日本語にしにくい。(モチベーションと比較して覚えるとよい)
アファーマティブ・アクション=肯定的措置・・・これだけでは解りにくい(【参考】「ポジティブ・アクション=和製英語)
レガシー・アドミッション=レガシー=遺産、アドミッション=入会、入場の許可(例えば、親がその学校出身者なら、その子どもを入学させる制度・・・日本にもあるのか?・・・ちなみに、レガシー・システム=時代遅れの役に立たないシステムのこと)
それにしても、外来語は訳しにくい。
文化&政治背景が異なるからか。
【参考】
[三省堂辞書サイト]10分でわかる「インセンティブ」
アファーマティブ・アクション とは - コトバンク<button class="ws"></button>
ポジティブ・アクション - Wikipedia<button class="ws"></button>