ようやく地上げ屋さんのブログで明らかにされました。次期総理有力候補は、松野頼久議員だそうです。私は存じ上げておりませんが、早速、ウェッブサイトに行っていました。4期目の中堅です。ウェッブサイトに余り情報がないので、どのような人なのかはっきりとはよくわかりませんが、だいたい、人間の中身というものは顔を見て、少し喋るのを聞けば、ばわかります。顔は良いと思います。耳の大きいのも良いと思います。巷でウワサされている野田氏とかに比べたら遥かに二枚目だと思います。まだ、どうなるかわかりませんけど、「国民の生活が第一」でがんばってもらいたいと思います。
今月末に空きカンが退陣表明をするというニュースがありました。とにかくこの人の言うことは信用できませんから(実際、「辞める」という言葉は使っていないようです)、本当に辞めるまで安心できませんが、とりあえずは喜ばしいニュースであるには違いありません。しかし、もっと早くに辞めてくれていたらと、失われた時間や損なわれた生活を思って怒りのこもった悔し涙をながす人も多いようです。このまま辞任させずに、民主党から内閣不信任案を提出して辞めさせた上で除名しろ、という過激な意見も見ました。今回の辞任明言(とニュースには書いてある)について共感した天木直人さんの意見を引用します。
さすがの菅首相も白旗をあげたようだ。時間の問題と思っていたが、どうやら菅首相はあきらめたようだ。程度の差はあれ今朝(8月10日)の各紙がみなそう書いている。私がそう確信したのは朝日新聞の記事を読んだ時だ。誰よりも菅首相を支え続け、菅首相の延命策に伴走してきた朝日新聞 が一番はっきりと菅辞任を書いている。
法案成立を野党が引き延ばすと目論んで延命に固執するつもりの菅首相が、突然の3党合意を聞かされて、目算がはずれ、延命策をとろうにも政権浮揚の決定打が見つからず外堀が埋まった
と書いている。朝日がここまで書くのだからこれが真実だということだ。それにしてもあまりにもわかりやすい菅首相の延命劇だった。裏も表もない。
菅首相夫妻の個人的な権力しがみつきであったということだ。迷惑な話である。壮大な時間の浪費と国民生活の毀損だった。
ま、とは言っても、とにかく消えてくれるのだから過去のことは忘れる方が生産的だとは思います。が、問題は後継者です。
思い浮かびません。小沢氏がベストでしょうけど、党執行部が党員資格停止処分を解かないので代表となる資格がないし、小沢氏本人も、裁判が形ばかりとはいえ残っている身で総理はやりたくない、と言っていることもあって、本当に人がいません。
野田氏の線はまずないでしょうし、海江田氏も空きカンに裏切られたぐらいで泣いてしまうようでは総理はムリでしょう。今回は議員だけによる投票の予定で前のようにサポーター票に不正を加えるようなことはできないでしょうから、さすがに今の党執行部と内閣にいる連中はダメだろうと想像します。馬淵氏は小沢氏にでも担いで貰わない限りはいくら意欲があっても代表選には出れないでしょうし。あるいは、違法献金で閣僚を辞任したマエハラ氏ぐらいがシャーシャーとでてくるかも知れません。マエハラ氏は単純ですから、心から宗旨替えして「国民の生活が第一」でやると言うならば、ひょっとしたら、小沢氏は担いでやってもよいと思っているかも知れません。しかし、小沢氏も空きカンで懲りたでしょうから、この手の連中には手を出さないとは思いますけど。ま、本命不在の混沌レースで、どんなサプライズがあるのか楽しみではあります。小沢氏も以前、総理は「菅さん以外なら誰でもいい」と言ったらしいですから、誰がなっても今より悪くなることはないのではないかと思います。小沢氏がマトモな人を担いでくれてなんとか持ち直してもらいたいと私は思います。その上でダメならば、遠回りかも知れませんが裁判が終わってから新党結成で新規巻き直しでよいと思います。また自民党に帰るという選択はあり得ないワケですし。
一方、保身のための思いつきで脱原発と言ってみたり、減原発と言ってみたりする、口先三寸のペテン師ですけど、動機はどうあれ、表面的には原発を減らしたいと思う大勢の国民の意志に沿っているので、この際、小沢氏の復権までこの調子で行ってもらってもよいのでは、との意見もあります。暗黒夜考の最近のエントリーから。
以前のエントリーでもコメントした通り、今の菅直人は文字通り「バカとハサミは使いよう」状態であり、十分に利用価値があるということである。 菅直人には、『もんじゅ』廃炉の道筋をつけることに加え、いっそのこと「TPP参加」も完全に反故にしてもらえれば最高である。
そしてここからは個人的妄想(願望)であるが、今秋には「”インチキ”強制起訴劇」にて係争中の小沢一郎元代表が無罪放免となることがほぼ確実であろうことから、菅直人には是非とも小沢一郎に無事バトンタッチするまでは頑張ってもらいたいものである。 まあ、そこまでやれば、菅直人は無事ではいられないであろうが、いろんな意味で後世に名を残す総理となることであろう(ホンマかいな?)。
高速増殖炉『もんじゅ』については、「使用済み核燃料から”新燃料”たるプルトニウムを同時に作り出すことができる」ということで「夢の原子炉」などと評されてきたが、そんな考えが単なる「妄想」であることはもはや自明である。 現実は、まったく電力を生み出さないくせに、その維持に莫大なカネがかかる、ただの”金食い虫”の「木偶の坊」である。 その上、炉内中継装置の落下事故にて「あわや」という一触即発の事態を引き起こしたように、実に不安定で危険極まりないものである。
ここは「”最強(最凶)”伝説」を繰り広げる菅直人に、北斗の拳のケンシロウにでもなったつもりで”大いなる勘違い”を継続してもらい、『もんじゅ』と心中するぐらいの覚悟でこれを廃炉に追い込んでもらうしかないであろう。
こういう意見も一理あります。しかし、空きカンは「バカ」ではなくて「ペテン師」なので、使いようが難しい原子力のようなものだと思います。使用しないのが一番です。