Steve JobsのアップルCEO退任ニュースが流れた瞬間、時間外取引でのアップルの株価が下がったとの話。カリスマの退場で今後のアップルの先行きに不安を感じるファンもいる事でしょう。私もMac派なので少なくとも少なくともパソコン会社として、今後もがんばって欲しいと思っております。
オマハの託宣、投資の神様、大富豪、この人もカリスマですが、Warren Buffettが金持ちはもっと税金を払うべきだと裕福層への増税支持を表明したという話。Buffett氏、オマハの金持ちで共和党支持かと思っておりましたが、頼もしい発言。共和党の主張する金持ちにやさしい緊縮財政を敷けば金持ちだけが生き残り貧乏人に厳しい不況になるのは歴史の証明です。経済危機だからこそ、金持ちのカネを社会に回す努力をして「助け合うべきだ」と、私のような一般大衆は考えるわけですが、金持ちは違う理屈を持っていますから。アメリカ型資本主義が崩壊しようとしていると私は考えているわけですが、なんとか軟着陸する方法を模索するべきでしょう。アメリカの研究資金の今後の見通しの暗さについて、8/11号のNatureのNews in Focusでは、「Scalpel or guillotine?」という出だしで伝えています。つまり、じわじわメスで削られる方がよいか、一気に首を切り落とされるほうがよいか、という「究極の選択」をせざるを得ない状況にあるということです。これはもちろん、研究だけの話ではなく、世界経済の話です。どちらかを選べと言われたら「メスでじわじわ」でも、麻酔はちゃんとして欲しい、の方を私は選びたいですね。
民主党代表選、マエハラ氏出馬表明ですか。この人もどうしようもない人ですね。アンタつい一週間前、自分には代表をやる覚悟も能力もないと言っていたじゃないのヨ。一週間で覚悟はできるかも知れませんけど、能力は無理ですね。ま、これで野田氏の線は消えましたね(最初からないですけど)。この出馬表明をどう取るか。来年の選挙で民主党が仮に勝つとしたら小沢氏が主導を握らない限り、ありえないわけで、そうなればマエハラ氏、自分の出る幕はない、つまり、この機会を逃せば、永久に総理になるチャンスはなくなる、そう考えたのでしょうか。今、代表選に手を上げている未熟者どもは全員、その程度のみみっちい考えでしょう。小沢氏がいなければ、今の執行部も次の代表を狙っている連中も、政権与党にそもそも入るはずもなかったハグレものです。悪徳弁護士と空きカンという詐欺師どもが、その政権交代の恩人を陸山会事件という自民党と官僚がでっち上げた事件を利用し、党員資格停止処分にして、政権を盗み取っただけのことで、この連中は誰一人として政権を担う実力も、政権をとるだけの実力もそもそもないのです。そして、この無能集団は、空きカンが総理に居座ってから、尖閣諸島、地震、原発事故などなどの困難に何一つマトモな手を打てず、国民に多大な被害を与え、支持率を10%にまで低下させました。自意識が強く人間としての高潔さを尊ばない小人ほど手に負えないものはいません。マエハラ氏も口先だけは立派なことを言うが、自分の言葉に誠実であるとはとても思えません。民主党政権になってからでも、八つ場ダム、JAL、尖閣諸島問題、この人は威勢のよいことを言うだけでぜーんぜーん仕事ができない(というか、する気もない)ダメ男なのははっきりしているではないですか。ただ、空きカンのようなペテン師ではなさそうですから、空きカンに比べたらまだマシかも知れませんけど、口先番長と言われるだけあって、できもしない大ボラを吹いて後始末は何もせずにホッタラカシという無責任節が炸裂することは間違いないでしょう。多分、これが最後のチャンスと考えて、ダメでもともとで出るのでしょうけど、そうでなければ、ありうるのが、小沢氏が後ろにいる場合と思います。この可能性は低いとは思うのですけど、でなければ、空きカン内閣の閣僚で空きカンの失政にも十分責任のある立場であり、かつ、違法献金を認めて辞任した人間が、ノコノコ空きカン内閣の後の代表選に出てくるという厚顔無恥さが私は理解できません。しかもこの人、反小沢で散々やってきたくせに、選挙に立候補するとなった瞬間に、小沢氏に面会を求めて「挙党一致で努力しますから、ご指導、ご支援お願いします」と都合のよいお願いをしたそうで、その嫌らしさには反吐がでますね。アンタ三日前には小沢氏の党員資格停止処分は当然だみたいなことを言っていたでしょうに。どの口を捻ったら、これまで散々、小沢 鳩山派を排除してきたくせに、突然、挙党一致などと平気で言えるのか、あきれはてて、言葉もありません。ま、小沢氏は寝技、裏技を使ったりすることを好まないでしょうから、小沢氏との密約ができてマエハラ氏が出馬を決めたとは考えにくいとは思います。万が一、小沢氏の支持があったとしたら、マエハラ氏はCIAや悪徳弁護士とは手を切り、国民の生活が第一の政策をすることを約束させられているでしょうし、かつ自分のグループに小沢路線を納得させないといけないわけで、これは彼にはムリでしょう。
それにしても、世に噛む日々にあるように、同じやくざとのつきあいがありながら、一人は芸能界を引退し、もう一人は総理大臣を目指そうとしているワケで、筋が通らないという意味では、確かに首を捻りますね。
小沢、鳩山に隠し球があることを期待したいと思います。それも間もなくわかりまs。そうでない場合は、小沢氏、この代表選を捨てて、自主投票に任せ、次の選挙に向けて新党結成に集中するつもりなのかも知れません。しかし、国民の立場からしたら、マエハラ氏なんかの口先男が次の総理になったところで、空きカンなみの無責任と無能を晒しだすだけのことで、是非とも勘弁願いたいところです。
西岡参議院議長の名前を誰か言っていましたが、西岡氏なら私は賛成です。経験があって根性が座っている人という小沢氏の条件を満たす人は少ないです。西岡議長なら期待が持てます。
現時点で、次期代表の予想としては他に、輿石氏、松野氏、原口氏という名前が上がっているような感じです。小沢氏、「(国乱れて忠臣あり)忠臣は最後に出る」と意味深に言ったという話を聞きました。これが次の代表候補者をさしているのなら、西岡氏や輿石氏らの長老ではなく松野氏ら若手を考えているのかなあ、と思ったりします。どちらに転ぶわからないラグビーボールと呼ばれる原口氏の線はないでしょう。ちょっとトリッキーですが、鳩山氏再登場はありうるかも知れません。鳩山氏が代表となってももう一度、総理をやったのでは国民が納得しないでしょうから、鳩山氏が代表に就任した上で、小沢氏の推す誰かを総理に指名するというような代表、総理分離という離れ業をやるかも知れません。しかし、それをやるとマスコミのバカどもは散々、攻撃してくることでしょうね。