百醜千拙草

何とかやっています

あけましておめでとうございます

2013-01-01 | Weblog
2013年、あけましておめでとうございます。

原発事故以後、日本の社会も世界も余り明るい話題の少ない日々でした。カレンダーの区切りにそんな暗かった日々も過去のものとなりました。というわけでめでたく思います。

ただし、原発事故は現在も進行中ですし、日本の社会も明らかに間違った方向に進もうとしている現状は認識しておかねばなりません。過去から学び、未来に生かす、そのために人は過ちを繰り返します。原発事故によって、日本は大変な過ちを犯してしまったことを知りました。にもかかわらず、前民主党政権と自民党政権は、その過ちを知ったのに、それを正そうとしないばかりか「見ないふり」をすることを選択しました。日本は、これからの数年に、とんでもないしっぺ返しを喰うことになります。最初のジャブとして、「トモダチ作戦」で派遣されたアメリカ海軍兵が福島原発事故作業で被曝したとして、巨額の賠償を東電に求める裁判を起こしました。普通の頭を持っているのなら、訴えるとしたらアメリカ軍とかアメリカ政府でしょう。東電が雇ったわけでもないのですから。しかし、一般アメリカ人というのはこのレベルで、それを弁護士が利用するという社会ですから、始末に終えません。しかし、日本がTPPに参加すると、こういうことがどんどん起こるようになります。弁護士は裁判してナンボ、TPPでその市場は一気に広がります。TPPは日本をアメリカ社会化する構造改革の一環ですから、日本の企業やシステムはどんどんアメリカの悪徳弁護士から訴えられる一方、TPPは国内法より上位になりますから、日本の国は彼らを守ることができなくなります。

話がずれました。新年がめでたいという話でした。とにかく、謙虚に学ぶという気持ちをもって新たな年を迎えましょう。

個人的には、生まれてから今まで、良いこと悪いことうれしかったこと反省するようなこと、いろいろありましたが、こうして、家族や友人に恵まれて、飢えたり凍えたりすることとなくここまでこれました。それだけで十分、「もと」はとれています。後は全てオマケです。そういう意味で新しい年の初めにあたって、私がまだこんな駄文を書き連ねているということは、本当に「めでたい」としか言いようがありません。

これまでお世話になった皆さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
友人や家族の皆さん、暖かい気持ちや言葉をどうもありがとうございました。寂しい時や辛い時には励みや慰めになりました。
2012年は、厄介な人々とかかわり合いにならざるを得なくなり、時間も労力も精神的にも多くの被害を受けました。しかし、何でも経験です。厄介な人々、イヤな経験をどうもありがとうございました。経験は生かします。

今年は、少しでも皆さんの力になれるようにと心がけたいと思います。
良いお年を。
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