tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良迎賓館のランチ

2011年06月24日 | グルメガイド
4/26、当ブログで県新公会堂の「天平青柳」が撤退し、新たに「奈良迎賓館」(奈良市春日野101)が出展するという話を紹介した。県の報道資料(4/22付)によると《「天平青柳」が閉店しましたが、平成23年4月29日(祝)に石鍋シェフがプロデュースする「奈良迎賓館」としてリニューアルオープンすることになりました。また、「クイーン・アリス・シルクロード」は、コンセプトを変え引き続き、石鍋シェフのプロデュースの下、シルクロード交流館で営業します》《「奈良迎賓館」 コンセプトは「お箸で食べられるジャパニーズフレンチ」としてゆったり食事をしていただけます。場所:奈良県新公会堂(奈良市春日野町101) 営業時間:11:00~17:00》。夜は、予約があれば営業するのだそうだ。



6/20(月)、県新公会堂で開かれた「奈良県経済活性化セミナー」に出席する機会があったので、初めて「奈良迎賓館」を訪れた。通常、月曜日は休館日だが、このセミナーに合わせてお店を開かれていた。それにしても「奈良迎賓館」とは、ビッグな名前をつけたものだ。石鍋シェフは西麻布(東京都港区)に「クイーンアリス迎賓館」というお店を開いていて、そこからの連想だと思うが、新公会堂はあのような建物なので、迎賓館という響きはとても重々しい。



お店に入ると、雰囲気は「天平青柳」を踏襲したものだった。他に2組が食事されていたが、庭の眺めが素晴らしく、とても落ち着いた良い雰囲気だ。「お箸で食べられるジャパニーズフレンチ」がコンセプトだが、「フレンチテイストの和食」といったほうがピッタリくる。ランチメニューは1種類(月替わり)で3,675円(税込み)。「水無月の献立」は、前菜の9種盛、オマール海老あられ揚げ白味噌仕立て、牛フィレ肉の網焼きワサビ風味(またはサーモンの若草焼き)、かやくご飯、本日のデザート。



まずは前菜が運ばれてきた。アワビ、エビ、鯛などの魚介類や季節の野菜を使った9種類もの前菜は、目で見るだけでも楽しい。メイン料理は肉と魚をチョイスできたが、私は肉(牛フィレ肉の網焼きワサビ風味)にした。柔らかい牛肉にピリッとワサビが利いて、これは美味しい。かやくご飯は、お代わりもできるということだった。「オマール海老あられ揚げ白味噌仕立て」とは、要は白味噌の味噌汁に海老しんじょうを浮かべたものである。





デザートは、フルーツや白玉がたっぷり入ったみつ豆。結構なボリュームだ。ご覧のとおり、とても完成度の高い料理であった。3,675円というお値段なので、そう頻繁には利用できないが、何しろこの環境なので、大切な人をもてなす場合には、喜ばれそうだ。いちどお試しいただきたい。

※奈良市春日野101 奈良県新公会堂1階
TEL:0742-24-5155
FAX:0742-24-5133
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする