tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

鹿久居荘(かくいそう)で魚三昧

2011年06月27日 | グルメガイド
6/19(日)、学生時代の友人2人と、播州赤穂の「割烹旅館 鹿久居荘 赤穂」(兵庫県赤穂市さつき町35-5)を訪れた。数年前、同じメンバーで日生(ひなせ:岡山県備前市日生町)を訪ね、新鮮な磯魚料理に舌鼓を打った。あまりにも美味しかったので「また日生町へ行こう」と約束していたのだった。友人のYくんが、かつて岡山市で勤務していたので、この辺りには詳しい。Yくんが今回予約を入れたのが「鹿久居荘 赤穂」なのである。







このお店は、もともと「鹿久居荘 日生」として、日生町で営業していたが、のちに赤穂店(鹿久居荘 赤穂)を出店した。播州赤穂と日生はJR赤穂線で1駅だが、ほとんどのJR快速は赤穂止まりなので、Yくんは足の便と観光の利を考えて、赤穂店に予約を入れてくれたのだった。前日(6/18)は赤穂の町を観光し、「かんぽの宿 赤穂」に泊まった。この宿は、景色も料理も良いリーズナブルな宿だった。







当日は朝から海浜公園のあたりを散策し、お腹のコンディションを整えてお店に入った。ここは温泉旅館を兼ねているので、まずは(規模は小さいが)天然温泉で汗を流した。看板に「水族館料理」とあるように、生け簀がすごい。まさに水族館のように、ずらりと生け簀や水槽が並んでいる。ざっと魚を眺めてから部屋に入った。最初はYくんの薦めに従って、地イカの造り(仕入れによりイカの種類が変わる)1,050円、焼きアナゴ、イシモチ(石持)の唐揚げ530円を注文。




生け簀から、特大のカワハギを一匹


すぐさま、こんな豪華料理に

初めて目にするイシモチ(テンジクダイ)は、頭に石(耳石)を持つので、このように呼ばれている。だから頭を取り除いて揚げるのだが、これはイケる。これが530円とは、驚きである。生け簀で泳いでいた大ぶりのカワハギを、造り(3千円くらい)にしてもらった。運ばれてきたときは、頭がピクピク動いていた。フグの仲間なので、やはり肝が抜群に美味しい。





活タコ天ぷら1,260円は、弾力がありすぎて噛みにくいが、鮮度抜群・ボリュームたっぷりの天ぷらだった。小海老唐揚げ530円は、地元でとれた不揃いな小海老をざっと揚げたものだが、海老の味が濃くて、しかもリーズナブルだ。







圧巻は、私が当てずっぽうで注文したサワラ(鰆)のアラ煮840円だった(=トップ写真)。サワラの造りや塩焼きは1,580円だったが、アラ煮はほぼ半額。とにかく私はどんな魚でもアラ煮が好みなので試しに注文したのだが、ごれが大正解だった。40cm近い大皿に載って出てきたときは「サワラって、こんな怖い顔をしてたのか」と驚いたが、味もボリュームも文句なし。目玉の裏まで堪能した。最後は鉄火巻き530円で締めた。

海のない奈良県に住んでいると、時々、無性に海の魚が食べたくなる。魚介類も、地元で食べるとこんなに安くて美味しいと改めて気づかされたグルメ旅行であった。Yくん、美味しいお店をどうも有り難う。次は奈良で、山の幸を紹介します!
コメント
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