tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

トラットリア前澤 または 桜井にうまいものあり!

2011年06月28日 | グルメガイド
※このお店は、橿原市に移転しました!
https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/e34c8a069e56135bce39dae29227c7ca

6/15(水)、桜井市のYさんに「創作イタリアン・ダイニングバー TORATTORIA 前澤」(桜井市粟殿1026-2)という瀟洒なお店にお連れいただいた。近鉄・JR桜井駅からまっすぐ北に約600mの場所にある。なお「トラットリア」とはイタリア語で「気軽に入れる食堂」という意味である。





カウンターの上に、こんなプレートがあった。《「TORATTORIA 前澤」こんな店♪ 1.家族で経営しています 2.安心できる食材にこだわります(有機野菜・自家製パン・自家製ブイヨン・自家製ソース) 3.当店のレモンはあまり酸っぱくなく優しい味がする母の郷(広島県生口島)のものを使用しています 4.既製品・冷凍食品・化学調味料を使用せず、1つ1つ丁寧に仕上げます 5.できる限り地元奈良県産の食材を使用します 6.乾燥のパスタは噛むほどに香りがたつイタリア「シチリア産」 7.生パスタは小ママが打つ自家製デュラムセモリナ粉100%&榛原平飼い卵》。相当なこだわりである。これは期待できそうだ。





まずは「水牛モッツァレラ&トマトのカプレーゼ」1,300円。モッツァレラとは本来、水牛の乳で作ったチーズのこと。これを牛乳で代用することも多いので、本物はわざわざ「水牛モッツァレラ」と表記しているのである。カプレーゼはサラダの一種。彩りもきれいな、イタリアのサラダである。次にオーダーしたのはカルパッチョ。普通は生の牛フィレ肉薄切りを使うが、こちらは珍しい「ミンククジラのカルパッチョ」だ。





こちらは「ガシラのフリット」(カサゴの揚げ物)。すごい形相だが、からりと揚がっていて、とても美味しい。つけあわせの野菜が、またいい。野菜のうま味たっぷりだ。小ママこと前澤睦(むつみ)さんがお持ちのボトルは、季節限定「SAKURAのワイン」(グラスで400円)。小ママのご出身地・勝沼(山梨県甲州市勝沼町)のワインだ。ロゼワインに桜の花びらを浸し、とてもフルーティに仕上がっている。このあと、「グラッパ」という「かすとりブランデー」(ブドウの絞りかすを発酵させたものを蒸留して作る)などもいただいた。ブドウの香りがほんわかと漂うお酒だが、度数は高い。







締めは、やはりパスタである。丁寧に作られた自家製パスタのほか、Yさんが手みやげに持参された三輪そうめん山本の「手延べパスタめん」(デュラム小麦100%使用・オリーブ油使用)も調理してくださった。とても細いパスタだが、手延べのせいか、歯触りがとても良い。まだ市販されていないようだが、これは売れそうだ。





このお店は、読売奈良ライフの「奈良っ子グルメ」でも紹介されている。《こだわり多数の旨イタリアン 普通の一皿とはひと味違う 県産有機野菜や大和牛、吉野産のキノコに鶏卵、国産レモン、シチリア産パスタなど、食材へのこだわりは相当なもの。手作りを第一に、パンや複数のデザートまで自家製。パスタも昼から16種類は揃い、釣り好きシェフの新鮮魚介料理も楽しみの一つ》とある。なお、お値段はパスタのランチセットが1,260円、ランチコース3,150円、ディナーコースは4,730円~(アラカルトあり)。



小ママは「奈良 桜井 イタリアン前澤の小ママ日記」という楽しいブログも書かれている。「プロフィール」欄には《常に前向き・幸せになれるように楽しむ^^​ 呑むこと食べること大好き♪​ 普通な毎日がとても幸せ^^のはずが奈良県桜井市で創作イタリアン「トラットリア前澤」を開くことに》とある。 当ブログも、いつもご覧いただいているとか、これは手抜きせず(正直に)紹介しなければ…。



失礼ながら、桜井市にこんな美味しいイタリアンがあるとは、ついぞ知らなかった。雰囲気も、アクセスもいい。皆さん、ぜひいちどお訪ねいただきたい。なお地図など詳細は「食べログ」をご覧いただきたい。

シェフの前澤進治さん、小ママの睦さん、ご馳走さまでした。ブログ紹介が遅れ、失礼しました。そして良いお店にお連れいただいたYさん、有難うございました。また「県下の美味しい店」の新規開拓に、お付き合いください!
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする