6/6(月)、奈良まほろばソムリエ友の会は、奈良県政記者クラブ(県庁内)で記者会見を行いました。内容は、友の会会員総数の公表と、今回初となる奈良朱雀高校との「学民」連携協定締結について。同会のニュースリリースから引用します(友の会の公式HPはこちら)。
※トップ写真は向かって左から、奈良朱雀高校の吉川元嗣校長、友の会会長の小北博孝、同役員の鈴木浩
(タイトル)奈良まほろばソムリエ友の会、会員総数が148人に。6月6日には、奈良朱雀高校と初の「連携協定」を締結
奈良まほろばソムリエ友の会(会長:小北博孝)は、「奈良まほろばソムリエ」(奈良商工会議所が主催する「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級資格取得者)の有志の会で、平成23年4月29日に発足しました。6月11日(土)には、「発足の集い」を実施する予定です。このほどソムリエ全員(209人)から会員を募集したところ、7割を超える148人から申し込みがありました。
また友の会は6月6日、奈良県立奈良朱雀高等学校(校長:吉川元嗣様)と、出張授業などの講師派遣等に関する「学民連携協定」を締結いたしました。ソムリエの知識・経験を県下の教育現場において活用していただくことをめざしています。本年8月にはクラブ活動(クラブ「奈良朱雀ビジネス企画部」のフィールドワーク)、9月には「観光ビジネス」の授業に協力する予定です。
友の会の連携は今回が初めてですが、今後も多くの学校や観光団体等と連携を進めてまいりたいと考えております。詳細は以下のとおりです。
Ⅰ.奈良まほろばソムリエ友の会の会員募集結果について
1.友の会の会員総数 148人(平成23年6月5日現在)
2.部会ごとの内訳(部会に入会を希望者する友の会会員数=99人)
(複数の部会に入会された方がいますので、合計は延べ人数で120人となります。)
(1)ソムリエ交流部会(会員間の交流、研修=自己研鑽など) 77人
(2)ソムリエサポート部会(出張授業、解説ボランティアなど) 30人
(3)ソムリエ広報部会(ホームページの運用、会報誌の発刊など)13人
※部会への入会を希望されない友の会の会員数は、49人です。
吉川校長が、連携の趣旨を説明された
Ⅱ.奈良朱雀高校との学民連携協定について
1.協定の締結日 平成23年6月6日
2.連携・協力する事業の内容
(1)同校の授業、校外学習活動、クラブ活動
(2)同校が支援・協力する地域おこし、観光まちづくり等の活動
(3)友の会が実施する奈良の観光・文化の振興に貢献する活動
会見に臨んだ報道機関は、新聞社が4社と奈良テレビ放送でした。早速、夕方のニュース番組「ゆうドキッ!」で、紹介されていました。記者からの質問は、朱雀高校との連携の具体的な内容のことが中心でした。同校の国際ビジネス科には「流通ビジネスコース」があり、同コースを選択した2年生は、週2回、「観光ビジネス」という授業を受けます。この授業に友の会メンバーが参加して授業をお手伝いする、という流れです。
阪部教頭(向かって右)と田教諭(観光ビジネス担当)
また「奈良朱雀ビジネス企画部」というクラブ(部員=15人)のクラブ活動のフィールドワーク(史跡ガイドなど)にも、友の会が協力します。奈良まほろばソムリエが持つ、奈良の歴史・文化や県下の神社仏閣などに関する知識をフル活用して、お役立ていただくという趣旨です。また逆に、友の会が企画する社会貢献活動に対しては、生徒たちに協力していただく予定です。
(6/8追記)奈良新聞(6/8付)に大きく掲載されました。記事には《同会は協定に基づき今年8月、県内の観光活性化プランなどを企画検討する同校のクラブ活動「奈良朱雀ビジネス企画部」(15人)のフィールドワークに参加。9月は流通ビジネスコースの2年生(39人)が受講する観光ビジネスの授業で講義を行う。学校側は企画部のメンバーが友の会主催のイベントスタッフとして協力する。小北会長は「会員の持つ知識、経験を生かして連携を図り地域振興に貢献したい」、吉川元嗣校長は「奈良のプロと連携して地域を活性化できる人材を育てたい」と話した》。(追記 終)
来年は古事記完成1300年。しかし最近の中学の歴史教科書では、全200ページの約半分が明治時代以降で、奈良時代の本文中の記述は2~3ページ程度です。古事記、日本書紀の内容についても、中学・高校を通じ、ほとんど学ぶ機会がありません。この辺りは、友の会メンバーの腕のふるいどころだと思います。高校生たちは、これらの知識を柔軟な頭脳で吸収して、新たな「観光ビジネス企画」を産んでくれるものと期待しています。
なお友の会には、ソムリエ合格者(209人)の7割以上(148人)が入会されました。6/11(土)の「発足の集い」には、総会に125人、懇親会に93人の申し込みがあったそうです。友の会活動の目玉である「部会」にも、延べ120人が参加を表明しています。総会ではアンケートなども用意されているそうですので、友の会メンバーの意見を取り入れて、有意義な活動を展開したいと考えています。「奈良県が何をしてくれるか」ではなく、「奈良県に対してどんな貢献ができるか」を考え、行動したいと思います。
※奈良新聞(6/8付)の記事
※トップ写真は向かって左から、奈良朱雀高校の吉川元嗣校長、友の会会長の小北博孝、同役員の鈴木浩
(タイトル)奈良まほろばソムリエ友の会、会員総数が148人に。6月6日には、奈良朱雀高校と初の「連携協定」を締結
奈良まほろばソムリエ友の会(会長:小北博孝)は、「奈良まほろばソムリエ」(奈良商工会議所が主催する「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級資格取得者)の有志の会で、平成23年4月29日に発足しました。6月11日(土)には、「発足の集い」を実施する予定です。このほどソムリエ全員(209人)から会員を募集したところ、7割を超える148人から申し込みがありました。
また友の会は6月6日、奈良県立奈良朱雀高等学校(校長:吉川元嗣様)と、出張授業などの講師派遣等に関する「学民連携協定」を締結いたしました。ソムリエの知識・経験を県下の教育現場において活用していただくことをめざしています。本年8月にはクラブ活動(クラブ「奈良朱雀ビジネス企画部」のフィールドワーク)、9月には「観光ビジネス」の授業に協力する予定です。
友の会の連携は今回が初めてですが、今後も多くの学校や観光団体等と連携を進めてまいりたいと考えております。詳細は以下のとおりです。
Ⅰ.奈良まほろばソムリエ友の会の会員募集結果について
1.友の会の会員総数 148人(平成23年6月5日現在)
2.部会ごとの内訳(部会に入会を希望者する友の会会員数=99人)
(複数の部会に入会された方がいますので、合計は延べ人数で120人となります。)
(1)ソムリエ交流部会(会員間の交流、研修=自己研鑽など) 77人
(2)ソムリエサポート部会(出張授業、解説ボランティアなど) 30人
(3)ソムリエ広報部会(ホームページの運用、会報誌の発刊など)13人
※部会への入会を希望されない友の会の会員数は、49人です。
吉川校長が、連携の趣旨を説明された
Ⅱ.奈良朱雀高校との学民連携協定について
1.協定の締結日 平成23年6月6日
2.連携・協力する事業の内容
(1)同校の授業、校外学習活動、クラブ活動
(2)同校が支援・協力する地域おこし、観光まちづくり等の活動
(3)友の会が実施する奈良の観光・文化の振興に貢献する活動
会見に臨んだ報道機関は、新聞社が4社と奈良テレビ放送でした。早速、夕方のニュース番組「ゆうドキッ!」で、紹介されていました。記者からの質問は、朱雀高校との連携の具体的な内容のことが中心でした。同校の国際ビジネス科には「流通ビジネスコース」があり、同コースを選択した2年生は、週2回、「観光ビジネス」という授業を受けます。この授業に友の会メンバーが参加して授業をお手伝いする、という流れです。
阪部教頭(向かって右)と田教諭(観光ビジネス担当)
また「奈良朱雀ビジネス企画部」というクラブ(部員=15人)のクラブ活動のフィールドワーク(史跡ガイドなど)にも、友の会が協力します。奈良まほろばソムリエが持つ、奈良の歴史・文化や県下の神社仏閣などに関する知識をフル活用して、お役立ていただくという趣旨です。また逆に、友の会が企画する社会貢献活動に対しては、生徒たちに協力していただく予定です。
(6/8追記)奈良新聞(6/8付)に大きく掲載されました。記事には《同会は協定に基づき今年8月、県内の観光活性化プランなどを企画検討する同校のクラブ活動「奈良朱雀ビジネス企画部」(15人)のフィールドワークに参加。9月は流通ビジネスコースの2年生(39人)が受講する観光ビジネスの授業で講義を行う。学校側は企画部のメンバーが友の会主催のイベントスタッフとして協力する。小北会長は「会員の持つ知識、経験を生かして連携を図り地域振興に貢献したい」、吉川元嗣校長は「奈良のプロと連携して地域を活性化できる人材を育てたい」と話した》。(追記 終)
来年は古事記完成1300年。しかし最近の中学の歴史教科書では、全200ページの約半分が明治時代以降で、奈良時代の本文中の記述は2~3ページ程度です。古事記、日本書紀の内容についても、中学・高校を通じ、ほとんど学ぶ機会がありません。この辺りは、友の会メンバーの腕のふるいどころだと思います。高校生たちは、これらの知識を柔軟な頭脳で吸収して、新たな「観光ビジネス企画」を産んでくれるものと期待しています。
なお友の会には、ソムリエ合格者(209人)の7割以上(148人)が入会されました。6/11(土)の「発足の集い」には、総会に125人、懇親会に93人の申し込みがあったそうです。友の会活動の目玉である「部会」にも、延べ120人が参加を表明しています。総会ではアンケートなども用意されているそうですので、友の会メンバーの意見を取り入れて、有意義な活動を展開したいと考えています。「奈良県が何をしてくれるか」ではなく、「奈良県に対してどんな貢献ができるか」を考え、行動したいと思います。
※奈良新聞(6/8付)の記事