奈良まほろばソムリエが選ぶ、私の好きな奈良ベスト20

元旦（2013年）の産経新聞奈良版「読者のベスト20」（私の好きな奈良 上）に続き、３日付に「まほろばソムリエのベスト20」（私の好きな奈良 下）が掲載されました。
※トップ写真は山添村のいわくら

記事には《ソムリエベスト20は、奈良版で連載中の「なら再発見」執筆メンバーが、それぞれ思い入れのある風景や、あまり一般のガイドブックなどには取り上げられないものの、訪れる価値があるスポットを同列に選んだ》とあります。1位～20位のランクではなく、選ばれた20ヵ所は同順位で、それを北から順に掲載していただきました。

佐保川の桜（奈良市）
東大寺二月堂への裏参道（奈良市）
暗峠（くらがりとうげ）の石畳（生駒市）
山添村のいわくら（山添村）
慈光院の庭園（大和郡山市）

龍王山からの眺望（天理市）
山辺の道（桜井市、天理市など）
室生寺の五重塔（宇陀市）
宇太水分（うだみくまり）神社の秋祭り（宇陀市）
竹内（たけのうち）街道の町並み（葛城市）

葛城古道（御所市、葛城市）
甘樫丘からの眺望（明日香村）
土佐街道の町並み（高取町）
高見山の樹氷（東吉野村）
五條新町の町並み（五條市）

西吉野の南朝遺跡（五條市）
川上村の源流の森（川上村）
野迫川村の雲海（野迫川村）
西大台ケ原の紅葉（上北山村）
玉置神社の杉（十津川村）

ブログ読者の皆さん、いかがでしょう？ これらについて奈良まほろばソムリエ友の会の小北博孝会長は「奈良を代表するような風景ではなく、どちらかといえば普段あまり日の当たらない隠れ名所を多く取り上げているのが特徴。特に読者からはあまり支持されなかった五條市や十津川村、東吉野村、上北山村など、奈良の奥深いところを挙げたのはソムリエが普段から県内をくまなく探求している表れ」とコメントされました。

確かに「隠れ名所」がたくさん選ばれました。なかでも私が心引かれるのは、山添村のいわくら（磐座）、五條新町の町並み、川上村の源流の森、野迫川村の雲海など。軒並み、あまり読者が選ばなかった場所です。これらを巡るバスツアーを企画しても、面白いかも知れません。奈良交通さん、いかがでしょう？

さらに記事には《今回、紙面で取り上げることができなかった場所、風景も数多く、今後、「『私の好きな奈良』を行く」と題して、随時紹介していく予定です》とありますので、楽しみです。奈良にはまだまだ隠れ名所が多いですし、月ヶ瀬梅林やアジサイの矢田寺など、季節折々に楽しめるスポットがあります。これを産経新聞がどのように紹介されるのか、大いに期待しています！