tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

天理参考館で 新春展「古代日本の鏡」、3月4日まで!(2013Topic)

2013年01月24日 | お知らせ
現在、天理参考館で2013年新春展「古代日本の鏡」が開催中です。msn産経ニュース「古代の鏡が一堂に」(2012.12.26)によりますと、
※トップ写真は、唐の海獣葡萄鏡。天理参考館のホームページより

天理大付属天理参考館(奈良県天理市)で来年(2013年)1月5日から、国内や中国で出土した古代の鏡などを紹介する新春展「古代日本の鏡」が開催される。大陸から鏡がもたらされた弥生時代の「異体字銘帯鏡」や、高松塚古墳(同県明日香村)に同様の鏡が副葬されている、獣や葡萄(ぶどう)などの紋様をちりばめた「海獣葡萄鏡」など約100点が公開される。3月4日まで。

大陸からもたらされた鏡が、国内の古墳の副葬品や寺社への奉納品として普及していく経過も紹介する。同館は「私たちの生活に欠かせない鏡が、時代ごとにどのような影響を及ぼしてきたのか、興味を持つきっかけにしてほしい」と話している。開館時間は午前9時半~午後4時半。入館有料。1月25日と2月26日は、同館の学芸員による展示品解説がある。問い合わせは、同館((電)0743・63・8414)。


中国の歴史書「魏志倭人伝」(『三国志』)には239年(景初3年)、魏の皇帝が卑弥呼に銅鏡100枚を下賜したとする記述がありますが、古代の鏡は生活実用品ではなく、祭りの道具であり宝器でした。ですから鏡の裏面には、様々に意匠を凝らした文様が施されています。この展示では、古代の鏡と、同時代の様々な出土品が並べられ、時代背景が読み取れるような工夫されています(出品リストは、こちら)。ぜひ、足をお運びください!
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