今朝の奈良は、雪がたくさん積もっている。寒い日には、温かい鍋物だ。昨日(2/7付)の産経新聞奈良版に、「25市町村の自慢の鍋集合 奈良の名物グルメ発掘しよう」という記事が出ていた。
※トップ画像は、奈良テレビのHPから拝借
県内25市町村が自慢の鍋を持ち寄り、グランプリを競う「第1回あったかもんグランプリ」が8日、奈良市の県新公会堂で開かれる。グランプリに選ばれた鍋は、奈良の名物グルメとして売り出される。
温かい食べ物をテーマに、県内のご当地グルメを発掘するのが狙いで、県が企画した。市町村単位で1団体ずつ「葛城高原かも鍋」(御所市)や「吉野のっぺい鍋」(吉野町)などの鍋を計25種類出品。特別審査員5人と、会場で不作為に選んだ一般審査員200人が試食し、投票でグランプリを決める。賞金は、グランプリの最優秀賞が50万円、特別賞が30万円。
県の担当者は「各地の自慢の鍋が集まるので、ぜひ参加してほしい」と呼びかけている。各地のゆるキャラも登場するほか、特産品販売コーナーもある。1食300円。午後5時~9時。問い合わせは、県奈良公園室(℡ 0742-27-8677)
出品予定の鍋は、以下のとおりだ。

川上源流鍋(ホテル杉の湯のブログより)
奈良市「大和雑煮鍋」、天理市「天理にぎわいぜんざい鍋」、橿原市「やまと三山とろーり鍋」、桜井市「ひみこ鍋」、五條市「大塔ぼたん鍋」、御所市「葛城高原かも鍋」、香芝市「香芝しろ鍋」、葛城市「す~ぷ鍋」、宇陀市「うだ美榛鍋」山添村「片平あかねのツツジ鍋」、安堵町「あんどの芋煮鍋」、川西町「結崎ネブカが大和肉鶏を背負(しょ)ってる鍋」、田原本町「たわらもと上手鍋」

つえみちゃんの「いっきなべ」(御杖村の公式HPより)
曽爾村「曽爾高原力うどん鍋」、御杖村「つえみちゃんの『いっきなべ』」、高取町「高取ごんだ鍋」、明日香村「飛鳥四神鍋(朱雀・玄武)」、王寺町「王寺名物 雪見豆乳鍋」、吉野町「吉野のっぺい鍋」、下市町「コトコト煮込んだ白菜トマト鍋」、十津川村「華麗なる十津川の絆鍋~温泉仕立て~」、下北山村「きなりの郷下北春まな鍋」、上北山村「大峯奥駈 行者鍋」、川上村「川上源流鍋」、東吉野村「ゆず風味深吉野よもぎ鍋」
「あったかもんグランプリ」の紹介映像(ゆうドキッ!)
これは美味しそうだ、ぜひ行かねば。「大塔ぼたん鍋」は、地元で獲れた猪肉なのだろうか、「葛城高原かも鍋」は、鴨重(かもじゅう)の倭鴨(やまとがも)を使っているのだろうか、「片平あかねのツツジ鍋」は、真っ赤な片平あかねをツツジに見立てているのだろうか、「あんどの芋煮鍋」は安堵町の芋煮会で出てくる里芋を使っているのだろうか、「結崎ネブカが大和肉鶏を背負ってる鍋」は稀少なネブカが十分確保できたのだろうか、「吉野のっぺい鍋」の具は何だろうか、などなど、興味は尽きない。
奈良公園周辺では、今夜から「なら瑠璃絵」も始まる(2/14まで)。雪に覆われた奈良公園で見る光の道は、格別だろう。皆さん、ぜひ今夜は奈良県新公会堂に足をお運びください!