tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

高松塚古墳にCG映像を投影!(2014Topic)

2014年02月22日 | お知らせ
2/22(土)・23(日)と3/1(土)・2(日)の4日間、高松塚古墳にCG(コンピュータグラフィックス)の立体映像を映し出すPM(プロジェクションマッピング)が実施される。産経新聞奈良版(2/19付)の「高松塚古墳 星空に躍動する朱雀 22日から、墳丘にCG映像投影 国内初 古墳で」によると、
※トップ写真は、国営飛鳥歴史公園のホームページより拝借

高松塚古墳(明日香村)の墳丘を立体的なスクリーンに見立てて、古墳の石室に描かれていた青龍(せいりゅう)や白虎(びゃっこ)などの四神(ししん)のCG(コンピューターグラフィックス)映像を映し出すプロジェクションマッピング(PM)が22、23両日と3月1、2両日、実施される。  
             
国営飛鳥歴史公園が冬場の観光客を増やす目的で企画。古墳を使ったPMは国内初という。映像は5分間。四神は東西南北の4方向を司る神で、映像には青龍と白虎、朱雀(すざく)、玄武(げんぶ)が登場。星空を背景に四神が躍動する様子を表現する。日本と英国のアーティストが映像を制作した。タイトルは「回光(かいこう)(SPACE ECHO)」。4台のプロジェクターで直径約18メートルの墳丘全周に映し出す。

高松塚古墳の石室では昭和47年、青龍や白虎などの極彩色壁画が発見された。石室はその後解体され、現在は文化庁の施設で修復作業が進んでいる。見学無料。映像は午後5時半~午後9時。村内の石舞台古墳駐車場から無料バスが運行される。問い合わせは同公園飛鳥管理センター((電)0744・54・2441)。


以前、当ブログで古墳クッションが大ブレイク中と書いたが、今、全国で静かな古墳ブームが起きているそうだ。日刊SPA!によると《古墳ブームが全国的に進行していることをご存知だろうか? 特に、女性の古墳ファンが急増中だという。今年(2013年)1月には、古墳をカジュアルに楽しむ方法を広めようと「古墳にコーフン協会」が設立された》とある。今年(2014年)の4月22日からは、東京国立博物館で「キトラ古墳壁画」展も実施されるので、ブームにはますます拍車がかかるに違いない。

このタイミングで高松塚古墳に映像を投影するとは、スゴい発想だ。古墳に興味がない人でも、身を乗り出すような企画である。皆さん、ぜひ明日香村に足をお運びください!
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