tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

世界遺産登録10周年の吉野大峯、3月からイベント続々!(2014Topic)

2014年02月26日 | お知らせ
今年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録から10周年を迎えた。おめでとうございます! これを受けて昨日(2/25)、吉野町公民館で記者発表が行われた。産経新聞奈良版(2/26付)《世界遺産登録10周年記念 「吉野・大峯」満喫して 来月からイベント 金峯山寺本尊公開など》によると、

「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録10周年を記念し、県や吉野町などは来年3月までの1年間、町内などで「吉野・大峯」の魅力を伝える記念イベントを実施する。日本最大の秘仏とされる町内の金峯山寺(きんぷせんじ)の本尊「金剛蔵王大権現3体」(重要文化財)の公開や、学識経験者らのパネルディスカッション、地元の児童・生徒の学習発表会などを予定している。

金剛蔵王大権現3体は3月29日~6月8日と11月1~30日に公開する。町内の「櫻本坊(さくらもとぼう)」の秘仏「銅造釈迦如来坐像」の特別ご開帳(4月5~15日)や、如意輪寺(にょいりんじ)の「後醍醐天皇御霊殿」の特別公開(3月30日~4月20日、11月1~16日)も実施。

学識経験者らのパネルディスカッションや地元の児童・生徒の学習発表会は、11月1日に金峯山寺の蔵王堂で開かれる「吉野大峯世界遺産登録10周年記念シンポジウム」で予定している。このほか、町内の文化財から絵巻などの絵画資料を中心に紹介する展示会「吉野山内秘蔵大絵巻展」を11月1~13日、金峯山寺の聚法殿(じゅほうでん)で開く。

北岡篤町長は「訪れる方々に、吉野・大峯を満喫していただきたい」と話している。紀伊山地の霊場と参詣道は、「吉野・大峯」と「熊野三山」「高野山」と参詣道で構成され、平成16年7月、世界遺産に登録された。問い合わせは町文化観光交流課((電)0746・32・3081)。

世界遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」オープニング

この記念事業は「YOSHINO 10(よしのテン)」というのだそうだ。奈良新聞(2/26付)によると、上記のほか山岳マラソン(6/28)、東京での講演会や物産フェアなども企画されている。また記念事業をまとめたパンフレットも配布されている。

記念事業協議会会長の《北岡町長は「世界に誇るべき私たちの郷土・吉野大峯を訪れ、見る・学ぶ・楽しむ・体感する旅を満喫してほしい」とアピール。協議会副会長の田中利典・金峯山寺宗務総長は「歴史風土と信仰が根付くこの土地の光を観るような観光をしてもらいたい」と話している》(奈良新聞2/26付)。

私は常々、「奈良はミナミが面白い」と申し上げている。神仏に抱かれた奈良県のなかでも、修験道の聖地であり霊場と参詣道が残る吉野大峯は、世界に誇る超1級の観光スポットである。この1年は私も吉野大峯を訪ねて、その魅力を発信することにしたい。皆さん、今年は吉野大峯をご注目ください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする