tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

うまい!ボリュームたっぷり!川上村の喫茶・お食事「秀(ひで)」

2015年12月16日 | 奈良にこだわる
川上村で勤務しているKくんから「焼きそばの美味い店がありますよ、行きませんか?」という誘いを受けた。川上村「柏木」という場所で、役場などのある「迫(さこ)」から南へさらに10kmほど下ったところにある。Kくんはグルメなので情報は信頼できる。二つ返事でOKしたことは、申すまでもない、川上村観光協会のHPによると、
※写真はすべて、10月14日に撮影した



奥吉野霊験あらたかな弘法大師ゆかりの湧水
奥吉野の山懐にある当店では、古くからこの地に伝わる弘法大師ゆかりの湧き水があります。大自然とゆっくりと流れる時間の中で、弘法大師ゆかりの湧き水でたてた香り高い珈琲はいかがですか?まったりとした味で、日々の疲れを癒してくれます。なにかと気忙しい現代からちょっと離れてみませんか?


また、当店一押しの人気メニュー「焼きそば定食」「サンドウィチ」は絶品です!是非一度お召し上がり下さい。本日も多くの方とお出会いできることを楽しみに、皆様のお越しをお待ちしております。


169号線を川沿いに走る。お店の約500m南には、毎年2月5日の「御朝拝式(ごちょうはいしき)で知られる「金剛寺」があり、ここにはお参りしたことがある。お店の隣には、「楠里(くすり)の水」(軟水)があり、由来を伝える看板が立っていた。紹介すると、

楠里の水の由来
今を去る千二百数拾年の昔 弘法大師が唐の国より帰朝後 吉野より熊野へ修業の旅へ出られた。その途路、旅の疲れを癒さんと、里の老婆に一椀の水を所望された。待つこと久しく水は来ない。あまりのおくれに腰を上げんとするとき、ようやく老婆が来たりて水を差し出す。あまりのおくれに、その事を問えば、この里は水のない里、旅坊に差し上げる水を下の川まで汲みに行って来たので今におくれたと。大師は深く感じ里の地に持てる錫杖を突き立てたところ不思議にも滾々(こんこん)と清水湧き出でたり。里人は大師の水としてうやまい 今に伝える。




いわゆる「弘法水」で、大変な人気だそうだ。秀さんが管理されていて「毎週木曜と金曜日はお水は出ません」との表示がある。弘法大師に関する伝説は、北海道を除く全国に5,000件あるそうだが、ここのは史実と信じたい。


焼きそば単品は550円


豚肉は、こんなに分厚い

さて食事だ。まずは「焼きそば定食」700円を注文。おお、これはすごいボリューム。太めの麺に、特注のソースが絶妙にからむ。具材の豚肉の厚切りが嬉しい。





次に、こちらも名物「ミックスサンド」500円。季節に応じて具材が変わり、この日はなんと「柿」。いただいてみると、まるでマンゴーのように甘い!サンドイッチに柿がこんなに合うとは、新発見である。1人前を2人でいただいたが、もうお腹は十二分に満腹である。


桜味のお塩。サンドイッチにこれを振りかけると、また違った味が楽しめる

締めは、楠里の水を使いサイフォンで立てた「ブレンドコーヒー」350円。これは美味しい。豆もよほど吟味しているのだろう。朝の出勤前には、たくさんの人がこのお店に立ち寄るそうだ。なおメニューはこちらのブログに出ている(クリックすると大きくなる)。



何もかも驚くほどに美味しくてボリュームたっぷりの「喫茶・お食事 秀」、皆さん、ぜひお立ち寄りください! Kくん、良い店を紹介していただき、どうも有難う!

※「喫茶・お食事 秀」吉野郡川上村大字柏木12-4(TEL 0746-54-0640)
営業時間 8:00~16:00 定休日 毎週木・金曜日 総席数 24席
(早く閉店することもあるので、事前に電話でご確認を!)
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いよいよ日曜日!生駒・葛城の名神大社巡拝(第14回古社寺を歩こう会)

2015年12月15日 | お知らせ
12月20日(日)、「第14回古社寺を歩こう会」として「生駒・葛城の名神大社巡拝」バスツアーを実施いたします。ご参加者はスタッフを含め14名(定員=28名)。週間天気予報では、晴れのち曇りと上々です。
※トップ写真は、平群坐紀氏(へぐりにいますきうじの)神社

お申し込みいただいた方は、講師役の木村三彦さんと私のほか
木村さんのご友人 I川さん、O川さん、I本さん
奈良まほろばソムリエの会 T田さん、N織さん、T松さん
南都銀行の関係者 A野さん(3名)、O山さん、M田さん、N川さん

というメンバーです。

名神大社とは名神祭(国家の事変などの際に祈願した臨時の祭り)を行う社格の高い神社のことです。バス車中と現地で、木村三彦さん(元奈良県観光ボランティアガイド連絡会会長)の詳しいお話をお聞きいただけます。コースは(名神大社以外の神社を含む)、

春日ホテル前(近鉄奈良駅)9:00出発、ホテル日航前(JR奈良駅西口)9:15出発→平群坐紀氏(へぐりにいますきうじの)神社(平群町上庄)→平群神社(同町西宮)→石床(いわとこ)神社(旧社・同町越木塚)→(達磨寺でお弁当の昼食)→片岡神社(王寺町本町)→竜田大社(三郷町立野)→広瀬神社(河合町川合)→近鉄・JR奈良駅着17:30頃

参加費はバス代、昼食(弁当)代、保険料、ガイド料、消費税などオール込みで@5,000円(当日集金)! 午前中は細い山道を歩きますので、運動靴でご参加ください(歩く距離は約5.5km)。雨天決行・荒天中止。

拝観する神社は、木村三彦さんにお選びいただきました。「石床神社」(旧社)は、感動モノです。このツアーへのお申し込みは、

1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(お持ちでない場合はご自宅の電話番号)
4.バス乗車地(近鉄奈良駅、JR奈良駅のいずれか)


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。携帯メールではなく、パソコンのメールでお送りください。着信があり次第(数日以内に)、私から確認の返信をいたします。

[当ブログご愛読者用の申し込みアドレス・コピペしてお使いください]
kosyaji@goo.jp

天気も上々、皆さん、当日をお楽しみに!
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大根掘り、レガルのパン、特別牛乳 を満喫するツアー、12月23日(祝)実施!(2015 Topic)

2015年12月14日 | お知らせ
一般社団法人「木津川市観光協会」の渡辺紀子さんから、面白いイベントをご紹介いただいた。
「京都ちーたび」のHPから引用すると、
※トップ写真は、同ホームページから拝借

12月23日(水) 【木津川市梅谷】 鎮守の森・梅谷・名物大根満喫!

木津川市自慢のブランド野菜「梅谷大根」 只今最盛期!!
みずみずしい大根を掘り、美味しい食べ方を 生産者さんに聞いてみよう
地元の方が大事にしている鎮守の森
大人気“レガル”のパン、関西唯一“特別牛乳”クローバー牧場牛乳、そして美しい田園風景
木津梅谷には誰もが立ち寄りたい場所が いくつもあります

日  時 2015年12月23日(水) 10:30 - 13:30
集合場所 梅谷旧公民館前(木津川市梅谷池ノ谷)
行  程
10:30 集合(梅谷公民館前)→梅谷大根畑(今西農園にて大根掘り体験)→梅谷公民館(レガルのパンとクローバー牧場の牛乳 等、軽食を食べながら交流会)
☆梅谷大根生産者今西さんに、美味しい大根の 食べ方をたっぷりお聞きしましょう♪
☆採れた大根と、 お正月飾りに使う「枝松」のお土産付!!
→天神神社(苔むした長い参道を散策)→13:30梅谷公民館前で解散

料  金 2,000円(大根掘り体験、軽食、お土産、ガイド、保険代)
定  員 15名
申込締切 2015年12月20日(日)
その他  雨天開催(荒天中止) 軍手ご持参下さい
お問合せ 木津川市観光協会 木津川市州見台 1 丁目 1 番地1ガーデンモール木津川 2 階
TEL&FAX:0774-73-8191
主  催 木津川市観光協会


チラシによると「梅谷旧公民館前」(きのつバス梅谷)へは、「きのつバス」(木津川市のコミュニティバス)を利用する。近鉄高の原駅(9:34発)、JR木津駅(10:02発)。詳しくは木津川市観光協会(0774-73-8191)にお問い合わせいただきたい。

「レガル(regal+e)」は、知る人ぞ知るパンの名店。他府県からもたくさんのお客が買い求めにやって来る(食べログは、こちら)。クローバー牧場は「特別牛乳」を生産している。特別牛乳とは《特別牛乳さく取処理業の許可を受けた施設で製造された無調整牛乳で、特別牛乳として販売されるものである。特に優れた飼育環境や特別な牛乳処理施設が必要とされ、日本全国に4か所(2015年4月現在)しか存在しない》(Wikipedia)というスグレモノである。

お昼はレガルのパンと特別牛乳のランチ、夜はとれたての大根で「プリ大根」などが楽しめる、というお値打ちツアーである。木津川市は行政区画は京都府とはいえ、完全に奈良の経済圏・文化圏である。奈良時代には平城京の建設のための木材運搬用の港(木の津)として栄えた。740年には「恭仁京」が置かれ、744年までは日本の首都だった。

今回のツアー、近鉄高の原駅からバス利用(9:34発)が便利だ。お申し込みは、木津川市観光協会(0774-73-8191)。たくさんのご参加をお待ちしています!
コメント (2)
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ヤマトロジー講座、1月から毎月1回 土曜日に近鉄奈良駅ビルで開催します!(2016 Topic)

2015年12月13日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、来年(2016年)1月から毎月1回、近鉄奈良駅ビル5階のクラブツーリズム奈良旅行センターで、「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」を開催します!開催日は、原則として毎月第4土曜日の13:00~14:30の90分です(特別な行事のある場合は第3または第5土曜日に変更)。参加費は@1,200円です。
※トップ写真は、同センターの奈良検定対策講座で講話する大山恵功講師。10/25撮影

ソムリエの会念願の定時・定席のシリーズ講演会が、近鉄奈良駅ビルという便利な場所で実現しました。チラシには《奈良の社寺、遺跡・古墳、建築・仏像、地理・歴史、文学、伝統行事などについて、奈良のエキスパート「奈良まほろばソムリエ」がやさしく解説いたします!》とあります。最少催行人数は5名様です(5名に満たない場合は中止)。1~3月の予定は、



1月30日(土) 「仏像入門~その種類・かたち・役割~」 講師 三村一(みむら・はじめ)
2月27日(土) 「初瀬谷・長谷寺」 講師 雑賀耕三郎(さいが・こうざぶろう)
3月26日(土) 「恵心僧都源信(えしんそうづ・げんしん)」 講師 大山恵功(おおやま・よしのり)

※1月第4土曜日の1月23日(土)は若草山焼きのため、30日(土)に変更しています。

「ヤマトロジー」は私の造語で、大和の国に関することを深く極めよう、という趣旨で、奈良学や大和学と同じ意味です。また単なるお話ではなく、写真や動画をスクリーンに映すなどなど「テクノロジー」を駆使して見せ方を工夫し、わかりやすい講話を心がけます。



また、元高校教諭・吉田美幸さんの「歴史に名をなす人物 光と影」もお薦めです。同センターで毎月第2土曜日の13:00~14:30の開催で、@1,200円。取り上げる人物は、
1月9日:蘇我入鹿 2月13日:東洲斎写楽 3月12日:淀殿
4月9日:松永久秀 5月14日:役小角 6月11日:日野富子

同講座のHPは、こちらです。1月9日(土)の「蘇我入鹿」は、私も聞かせていただく予定です。

「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」のお申し込みは同センターのHPまたはご来店(10:00~17:00 日・祝は休み)またはお電話で 0742-90-1000(9:15~17:00 日・祝は休み)

ヤマトロジー講座は奈良好き、歴史愛好家、社寺ファンをはじめ、奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)受験をめざす方にも、ピッタリの講座です。
たくさんのご参加をお待ちしています!



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川上村で講座「温泉考古学事始め」、2月20日(土)開催!(2016 Topic)

2015年12月12日 | お知らせ
来年(2016年)2月20日(土)14:00から、川上村やまぶきホール(吉野郡 川上村宮の平)で「温泉考古学事始め」というセミナーが開催される。参加費は無料で要申込(定員=300人)。講師は橋本裕行氏(橿考研課長)である。県ビジターズビューローのHPによると、

川上村歴史講座 温泉考古学事始め
川上村の歴史を学ぶ歴史講座の講演会。講師には奈良県立橿原考古学研究所の橋本裕行さんをお招きし、吉野山地で多くみられる温泉をテーマに人と温泉とのかかわりを考古学的な視点から語っていただきます。

開催日時 : 2016年2月20日(土)14:00~
開催場所 : 川上村やまぶきホール
無料
申込み・問合せ先 : 森と水の源流館
TEL : 0746-52-0888
休日/休館 : 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日から1月3日)

〒639-3553 吉野郡 川上村宮の平
TEL : 0746-52-0888 URL : http://www.genryuu.or.jp

チラシによると、この講座はホテル杉の湯と連携して、こんなプランを提供している。

●ホテル杉の湯日帰り入浴付 森と水の源流館入館券
平成28年2月19~21日の間で1回限り有効
大人(高校生以上)500円 小・中学生250円
※森と水の源流館にて当日販売。講演会のみは無料です。

●ホテル杉の湯プラン(2/20の宿泊のみ)
ホテル杉の湯お泊まりパック
特別懐石料理付 美味しい地酒サービス(お一人様2合)
1泊2食¥11,000(税別)※先着順受付 満室になり次第終了
☆近鉄橿原神宮前駅送迎(2日目は丹生川上神社・橿原神宮を経由)
平成28年は橿原神宮の御祭神 神武天皇崩御から2600年の式年の年。4月3日に神武天皇の御聖徳を偲び、顕彰するための祭典として「神武天皇二千六百年大祭」が行われる年です。
プランのお申し込みは、ホテル杉の湯まで(電)0746-52-0006
ホテル杉の湯ホームページ http://www.suginoyu.com/
!このほか、最大50%割引となる「奈良県宿泊者限定ネットクーポンキャンペーン」期間対象プラン(インターネット限定)もございます。詳しくは「杉の湯」までお問い合わせください。


「温泉考古学」とは聞きなれない言葉だが「人と温泉とのかかわりを考古学的な視点から語っていただきます」とは、興味津々だ。ホテル杉の湯(湯盛温泉)に泊まれて送迎もついた11,000円のプランも、ずいぶんおトクだ。皆さん、ぜひご参加ください!



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