tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

無鉄砲 がむしゃらの 濃厚!魚介豚骨ラーメン

2018年09月25日 | グルメガイド
TAR-KUNことラーメン王子・林岳史さんがベスト10に選んでいた「無鉄砲がむしゃら」(大和郡山市上三橋町152-1)を初訪問(9/21)。大和郡山というより、帯解駅の西1kmといった方が分かりやすいかも。びっくりドンキー大和郡山店の少し北になる。もと「豚の骨」だったところ。「無鉄砲」で「がむしゃら」なヤツとはどんなヤツだろう、とドキドキしながら訪れた。

なおTAR-KUNは最近出た『ぴあMOOK関西 究極のラーメン2019』で、「究極のラーメン四天王」の1人に選ばれた、おめでとうございます!


麺はシッカリした中太縮れ麺

奥に車を止め、お店へ。ここは券売機で食券(プラスチック製)を買うシステムである。「純とんこつ」か「魚介とんこつ」か、相当迷ったが、好みの魚介とんこつラーメンをチョイス(750円くらい)。そこに餃子(薄皮・450円くらい)とライス(150円)をつけた。麺の硬さはふつう、スープの濃さもふつう、ネギは多めでオーダー。出てきたのが写真のラーメンである。


チャーシューも美味しい

スープをひと口、おお、これは無鉄砲ならではの濃厚スープで、臭みはない。麺はスープに負けないシッカリとした中太縮れ麺。チャーシューも美味しくて、すべていいバランスで収まっている。餃子は「薄皮」を選んだがさほど皮は薄くなくて、ちょうどいい、具もたっぷりだ。TAR-KUNは「純とんこつ」を選んだようだ。例によって最後に彼のブログからの引用を載せておく。



久しぶりにムテ(無鉄砲)の豚骨が食べたくなり、訪れたのが【無鉄砲 がむしゃら】無鉄砲グループの中でも良く訪れる店舗です。22時過ぎにお店へ訪れると並びはなく、中へ入って券売機をチェック。純とんこつラーメン 750円を購入。空いていたカウンターへ。コチラでは好みの注文が出来るので、麺硬め、スープちょっとあっさり滑らか、ネギ普通で注文しました。

ラーメンが到着。麺は、中太ちぢれ麺。カタメオーダーの中太麺は最初はボソッとしていますが、モッチリとした食感に変わっていきます。おいしい麺です。スープは、チョイアサナメラカの好みでオーダーした純豚骨。豚の味が全面的に出たトロッとしたスープ。臭みはなくまろやかで、今日のスープのデキもイイですね。おいしいスープです。トッピングは、チャーシューとメンマ。ナチュラルな豚の味が出て、いつもよりは粘度はありませんでしたが、味は良かったです。ごちそうさまでした。
※食べログは、こちら
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玉露名人 山下壽一さんの絶品!「玉露 匠」(舞妓の茶本舗)

2018年09月24日 | 日々是雑感
全国茶品評会で農林水産大臣賞を7回も受賞し、「日本茶AWARD2015」で「日本茶大賞」に選ばれた「玉露 匠」を手がけた玉露名人・山下壽一さんをご存じだろうか。「玉露 匠」は、舞妓の茶本舗(京都府京田辺市普賢寺上大門2-1)でお買い求めいただけるし、同社のHPには通販サイトも設けられている。



私はもともとお茶が好きで、これまで各地のお茶を飲んできた。「いっちょ、お茶の講演でもやってみようか」と、この春の上京のおり、お茶に関する本を八重洲ブックセンターでしこたま買い込んだ。帰りの新幹線でそのうちの1冊、世界文化社のMOOK『厳選日本茶手帳』(2016年発刊)を読みだした。


これら2枚は、舞妓の茶本舗のホームページから拝借

「玉露」の章のトップに出てきたのが舞妓の茶本舗の山下壽一さんの話だった。田宮正康社長(山下氏の甥御さん)の「煎茶は自然が作る、玉露は人が作る」という言葉も印象的だった。山下名人のことはこちらのサイトにも詳しく出ている。



たまたまそのすぐあと勤務先で、舞妓の茶本舗のお茶の斡旋が回ってきた。そこで見つけてしまったのが「京の名匠 山下壽一作 最高級玉露 匠/最高級煎茶 鳳翔 100g×2本入(小物入ケース入)15,000円(税別)」だった。これは飲んでみたい!100gの玉露だけだとあっという間だが、もう100g煎茶がつくのなら、じっくりと楽しめる。清水ならぬ長谷(寺)の舞台から飛び降りる気持ちで、注文を入れた。



夏の間は冷蔵庫に保管しておいて、涼しくなった今、ぼちぼちといただいている。これは美味しい。「これぞ玉露」「The 玉露」というお茶である。旨みが凝縮していて、これは誰が飲んでも「うまい!」とうなる味であろう。お茶好きの皆さん、これはお薦めです!
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つけ麺いちびりの超弩級!濃厚つけ麺

2018年09月23日 | グルメガイド
吉野に出かけた帰り(9/13)、念願の「つけ麺いちびり」(橿原市醍醐町263-1 さくら165C 1-3)を初訪問。橿原神宮駅前の「麺屋いちびり」の2号店である。165号(畝傍高校の南側の道)をまっすぐに東へ行ったロードサイドで、広い駐車場を備えた「さくら165C」の奥(南側)にある。



ここは自動券売機で食券を買うシステムである。以前、TAR-KUNことラーメン王子・林岳史さんが食べていた「N(濃厚)つけ麺特盛り」(930円)の大盛り(+150円)の食券を買った。締めて1,080円。出てきたのが写真のつけ麺だ。



これは超弩級(ちょうどきゅう)!あとで調べると特盛りの麺は400g、プラス大盛りで100g増量、計500gにもなるのだ!これはとても食べきれそうにない。しかし全粒粉の多加水麺は、麦の香りが香ばしくて、とても美味しい。太麺好みの私には、とてもうれしい麺である。つけ汁も単純な魚介豚骨ではなく、奥深い味わいがある。


麺は平打ち極太全粒粉の多加水麺。村上朝日製麺所製(埼玉県新座市)


つけ汁は途中でアツアツのものを持ってきてくれた


割りスープ

途中でつけ汁のお代わりをもってきてくださり(アツアツのつけ汁の追加はありがたい)、最後には割りスープもいただいて、約2/3の350gほどを平らげた。これをやすやすと完食したTAR-KUNは、すごい。では最後にTAR-KUNのブログを引用しておく。

橿原の人気ラーメン屋【麺屋 いちびり】の2号店が(2018年)5月12日にオープン!今日訪れたのは、つけ麺専門店として開店した【つけ麺 いちびり】です。12時半頃にお店へ。駐車場は共同でたくさんスペースがあります。入った右手に券売機があり特製Nつけ麺(+大盛り) 1080円を購入しました。カウンターのみのスタイリッシュな店内は満席で、外待ちもある人気ぶり。


見よ、この雄姿。チャーシュー4枚に麺500g!

つけ麺が到着。麺は、村上朝日製麺の平打ち太ストレート麺。ツルモチッとして香りも良いおいしい麺です。つけ汁は、少し泡立った魚介豚骨。クリーミーでクセがなく、旨味もしっかり。マタオマ(魚介豚骨系)とは一味違い鶏も使っていて、本店との差別化も図れています。嫌みのない煮干しの苦味も少し感じられ、これもまたアクセント。おいしいつけ汁です。

トッピングは、特製なのでチャーシューが4枚あって旨い!味玉も好みで黄身も綺麗でトロトロ。美味しかったですね!Aつけ麺も食べましたが、清湯でコチラも旨かったです。ファミリーにも優しく、洒落た店内でまた来たいです。ごちそうさまでした。
※食べログは、こちら
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剣豪・荒木又右エ門/大和郡山市城南町に屋敷跡(毎日新聞「ディスカバー!奈良」第81回」)

2018年09月22日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。9月6日(木)付で掲載されたのは「剣豪の息吹にロマン/大和郡山市の荒木又右衞門屋敷跡」、執筆されたのは奈良市在住の久門たつおさんである。剣豪・荒木又右エ門といえば、「伊賀越えの仇(あだ)討ち」で知られている。『世界大百科事典』の「荒木又右エ門」によると、
※写真は、又右衞門時代が生きた時代の雰囲気を伝える「黒門」。奥の藤原さん宅の地に又右衞門の屋敷があった

又右衛門の妻が備前岡山藩主池田忠雄の家臣渡辺源太夫の姉であった関係で,源太夫が同藩の河合又五郎に殺害され,その兄渡辺数馬の依頼で仇討の助太刀をすることになる。1634年(寛永11)11月,伊賀上野鍵屋の辻で本懐を遂げた。これがいわゆる〈伊賀越の敵討〉で,〈日本三大敵討〉の一つに数えられる。戦闘は午前8時から午後2時まで6時間に及んだが,死者は渡辺方1名,河合方4名の5名で,荒木又右衛門の36人切りは史実ではない。又右衛門らは一躍英雄となり,鳥取池田藩に引き取られるが,鳥取到着後わずか17日目に急死した。その死因は多くの疑問と憶測を生み,なぞとされている。

というものである。詳しくはWikipedia「鍵屋の辻の決闘」をご参照のこと。では久門さんの記事全文を紹介する。


門に設置された「荒木又右衞門屋敷跡」の石製標柱

日本三大仇討ちの一つとされる、1634(寛永11)年の「伊賀越えの仇討ち」で義弟を助太刀する剣豪の荒木又右衞門は、29歳のころから大和郡山藩の藩主、松平忠明の剣術師範役を5年ほど務めていました。又右衞門の屋敷と道場は、大和郡山城南西の外堀に隣接していたといいます。

その地に少年時代に引っ越し、現在も暮らす藤原昌(あつし)さん(87)によると、「黒門」と呼ばれた又右衞門時代の門はほぼ当時のままだそうです。また、屋敷の一部は半世紀前に建て替えるまでは残っており、玄関の柱には弓に弦を張る時に当ててできた凸凹があったといいます。藤原さんは「又右衞門が付けたものと聞いていましたが、残念ながら残っていません」と話してくれました。
 
伊賀で生まれ、仇討ちの4年後に鳥取で享年40で早世した荒木又右衞門。宮本武蔵とも面識があった剣豪が黒門をくぐる姿が目に浮かびます。

■メモ:屋敷跡は大和郡山市城南町。近鉄橿原線郡山駅から西へ徒歩約10分((奈良まほろばソムリエの会理事 久門たつお))。


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県下各地を訪ねる「体験学習プログラム」がおススメです!(2018 Topic)

2018年09月21日 | お知らせ
奈良商工会議所が実施する「体験学習プログラム」は、奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)で2級合格者が1級を受験するときの「要件」となるツアーで、全30本が用意されている。

趣旨は「奈良検定1級受験者向け」ではあるものの、一般の方も「2級合格者に同伴する1名」は参加することができる。申し込みは電話「0742-23-1610」(平日9:30~17:00)。今回は「体験学習プログラム」の中から、選りすぐりの6本を紹介する。コースなど詳しくは末尾の画像をご覧いただきたい。

■9月29日(土)「Nara観光コンシェルジュと巡る~大和今井~」@4,000円(昼食つき)
10:00 華甍(今井まちなみ交流センター)に集合、15:00順明寺で解散
ご案内は若林稔さん(今井町町並み保存会会長、Nara観光コンシェルジュ)
無料で着物体験ができる(プログラム申し込み時に予約、当日は30分前に到着のこと)
詳しくは、こちらに出ている

■10月14日(日)「奈良まほろばソムリエと歩く~御所の古社寺と御所まち巡り~」@3,000円
12:30 JR玉手駅前に集合、17:00に高札場で解散(JR・近鉄御所駅の近く)
ご案内は今井明男さん(御所市観光ボランティアガイドの会会長、奈良まほろばソムリエ)

■10月20日(土)「南都銀行連携~斑鳩から三郷 神仏の里めぐり~」@3,000円
12:50 JR法隆寺駅北口集合、16:00JR三郷駅解散
ご案内は奈良まほろばソムリエ・大山恵功(よしのり)さんと私

■10月27日(土)~28日(日)「南都銀行連携~川上村と丹生川上三社めぐり~」@20,000円(1泊2食つき)
13:00(10/27) 近鉄橿原神宮前駅・中央改札口集合、12:00(10/28)近鉄榛原駅解散
ご案内は現地の皆さんと私

■11月4日(日)「奈良まほろばソムリエと歩く~安倍文珠院と磐余(いわれ)の道をゆく~」@3,200円(拝観料を含む)
13:00 桜井駅南口に集合、16:20桜井駅南口で解散
ご案内は雑賀耕三郎さん(奈良まほろばソムリエ)

■11月17日(土)「奈良まほろばソムリエと歩く~聖徳太子の面影しのぶ王寺の里巡り~」@2,500円
13:00 王寺駅前・西友のある「リーベル王寺東館」地下1階広場集合、16:00王寺駅解散
ご案内は王寺観光ボランティアガイドの会の皆さんと私

書き出してみて、私が6本中4本(10/14、10/20、10/27、11/17)にガイドとして参加することに、今さらながら驚いた。すべてリーズナブルな料金で、奈良の知識がなくても説明が分かりやすいので、どなたでも安心して参加できる(代金は集合時に支払い)。ぜひ今からお申し込みを(0742-23-1610 平日9:30~17:00)!





コメント (2)
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