tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

麺処と市(めんどころといち)のタメ息が出るほど美味しいラーメン!

2018年09月20日 | グルメガイド
ラーメン通の間で絶賛されている「麺処と市」(橿原市十市町1213)を初訪問。平日(9/12)のランチタイムだったが、到着するとすでに10人ほどが行列。若い女性の姿が目につく。「スーパーオートバックス」の敷地内にあるので、駐車は楽々だ。

オートバックスから出てきて行列をみかけたおっちゃんが「ここ、何が美味しいの?」と聞いてきた。「味玉ラーメンがおススメだそうですよ」と並んでいた若い男性が応えていた。40~50分待って、店内へ。清潔な店内ではジャズが流れ、とてもいい雰囲気だ。ラーメン屋さんというより、ショットバーのモードだ。



しばらく待つと、並んでいる間に注文した「味玉ラーメン」850円が出てきた。水菜が載り、見た目もきれいなラーメンだ。唐辛子を振っているが、決して辛くはない。魚介と豚骨ダシのスープは互いが主張しすぎず、とてもいいバランスだ。無化調(化学調味料無添加)だそうで、いやな後味も残らない。ネギのかわりに刻んだ玉ねぎが載る。


奈良県で最も美味しいと評判の片上醤油を使っているのだ!

ここはチャーシューに特徴がある。箸でつつくとホロホロと崩れるのだ。食感もいい。こんなチャーシューは初体験だ。麺は自家製中太・多加水麺。このスープとよくマッチしている。ここのラーメンをひと言であらわすと「完璧なラーメン」。夜はまた味を変えて営業しているそうなので、こちらもぜひ試したい。Facebookで友達になっているFさんも絶賛していた。全文を引用すると、


麺は自家製中太の多加水麺だ

ラーメン(と市)、私の中では奈良県ラーメンレベルを押し上げた一軒である。コッテリ魚介豚骨、自家製麺、ホロホロチャーシュー、ネギではなく玉ねぎ使用というのも鮮烈であった。ウィークデイの昼過ぎにも関わらず外待ちは10名弱。開店して5年以上たつが、清潔で清掃の行き届いた店内にはモダンジャズが流れる。女性1人での来店もかなりの割合に達しているようだ。今も4人、女性の1人来店が見える。

いつもの「ラーメン」を注文し、5分ほどで着丼。丼に顔を近づけると何時もに増して魚介が香り、イヤがおうにも期待が膨らむ。加水率の高い太麺を啜る。何時もよりコシが強く、その分モチモチ感は控え目、スープとの絡みも良く、麺を食べただけで魚介の香りと塩味と旨味が口中に広がり鼻腔に抜けていく。



ここで麺とスープを十分に混ぜ水菜と玉ねぎをよく絡ませた麺を啜る。魚介の香りと旨味、豚骨のイノシン酸が合わさった所に玉ねぎのつんとした香りとシャリっとした食感が加わる。塩焼きを強く感じる程の旨味を持ったスープをデッド飲みでいただく。何も言う事はない。ただただ美味しい。

さて、味がよく染みたホロホロチャーシューに取り掛かるが厚さ2cm の部分と5mmのところがある。厚い部分はそのままいただき、薄いところは麺と絡めるのが良い。(恥ずかしながら、店主の気配りに今日気がついた。凄腕の職人の仕事には、その全てに意味がある。)あっという間に悦楽の時間は過ぎていった。このラーメンが750円で食べられるのは幸せ以外に言い表す言葉が見つからない。夜の営業も始まっている。こりゃ来なくば生なるまい❗本当に美味しゅうございました。


タメ息が出るほど美味しいラーメンだ。今まで知らなかったことをとても残念に思う。皆さん、行列覚悟で、ぜひお訪ねください。
※食べログは、こちら
コメント (2)
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