秋彩 重岡良子作
3枚組の最後は黄葉のブナ林。
ブナの大木にからまっているツタが紅葉している。
こんな遊歩道があったら、さぞ気持ちよいことだろう。
画像が斜めになっているのは、天井にある照明の写り込みを避けられる角度をさがして撮ったから。
トリミングなどをすると、絵そのものが加工されたようになるのを恐れてやらなかった。
さて、処方箋を出してもらったので薬局に行く。
病院の周りには何軒も院外処方箋薬局がある。
一番初めに行った薬局に不満はなかったけれど、最近は別の薬局に変えた。
二番目の薬局は、コーヒー、緑茶、水のサーバーが置いてあり、セルフで無料なのでコーヒーを飲む。
競争が激しいからか、薬剤師の応対が丁寧で腰が低い。
店のフロアに並んでいるベンチに座ると、そこにやって来て処方箋を受け取り、薬を持って来たら効能と飲み方を説明し、そのあと会計箋を持ってきてお金を受け取り、お釣りと領収証を持ってくる。
全ての動作を客の前に来てからしゃがんで行なう。
こちら患者様は、なかなかに気持ち良い。
説明してもらった内容を、ここに書くにあたって、いい加減になってもいけないのでネットで確認したのを記す。
スピロペント錠10μg。
尿が漏れるのを改善する薬で、膀胱の筋肉の緊張をゆるめ、尿道の筋肉の収縮力を強める働きがある。
腹圧性尿失禁、気管支喘息、急性気管支炎、肺気腫、慢性気管支炎に使われる。
是非とも効いて欲しいものだ。
朝晩食後に1錠だけれど、1錠には有効成分が10μgということのようだ。
μ(マイクロ)は100万分の1。
すると10μgは10万分の1グラムだから、何という微量。
20日間分40錠ほど処方されたけれど、一気に飲んだりしたら劇薬になるんだろうか?
膀胱はゆるみ、尿道は締まって、今度はおしっこが出なくなってしまうのか、などとつまらぬことを考える。
おクスリの世界は、怖い世界なんだろうなと想う次第。
追記;数値を一桁間違えて10万を1万としていたので訂正。