この頃は海へと釣りにばかり行っている釣りバカ友人宅に、昨日の午前中にいろんな用事のついでに立ち寄ったら、やはり車が置いてなくて釣りに行ったもよう。
さまざまな用事をこなして正午過ぎの昼食を終わって昼寝の時間かと思われる頃にも寄ってみると、車があった。
昨日はいくらか釣れたのを処理中ということで、イナダ(ブリ、ハマチの出世前)の頭を落としたものをもらった。
造りにするのは自分でせよというのだが、そんなことを言わずにと甘えて、3枚下ろしにしてもらった。
後は指先で腹骨を探りながら骨抜きをして造りとして切るだけ。
アニサキスは大丈夫かと聞けば、あれは食う人によるのだという答え。
あーそれならオレは大丈夫と確信的安心感を持った。
数時間前に釣って直ぐに活け締めをして持ち帰ったのを休みもせずに処理しているのだから、まずもってだいじょうぶだろうとは思う。
帰って、遅い昼食のおかずにしようと準備していたら、今度はわが家に、サゴチ(サワラの出世前)の炙りを持って来てくれた。
サゴチは身が柔らかくて造りにするのが難しかったそうだが、よほど味がよかったのだろうと思われる鼻息なのであった。
食べてみると、イナダはぷりぷりで脂はないけれど若さはちきれんばかりの弾力に歯が嬉しい。
サゴチの炙りは下ろしニンニクに醤油を垂らして食べよというので、自前のニンニクの大きいひと欠けを下ろした。
ねっとりした味は、タイの昆布締めのようだ。
高級料亭とか回らない寿司屋のようなところでないと食べられない代物ではないかと思えば、ありがたくも、量が量なのでばくばく食べた。
本当に釣りバカ友人の釣果成功を祈るばかり。