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一つの契約が万事良好のうちに完了となり、別れ際に思いがけなく御礼あるいは儀礼の品を頂いた。私は、利害のあった方にだけ形だけの粗品(S.A.で買った土産)を渡した。私には『さてどうしたものか』と困るだけの更地88坪が引き渡された。管理していかなくてはならないということは、直ちに隣接する土地所有者と境界線の確認をしなければならず、それぞれの認識や考え方を話し合いの中で伝え合ったり探ったりしなくてはならない。何につけお互い様なのだからと穏やかにやれるかどうか。もうすでに『草が伸びてこちらに垂れてくるし種が落ちて困るので除草剤を撒いても良いか』とまで言われている。まずは雑草が生えたら伸びないうちに刈り込むこと、それが面倒になったら防草シートを張るしかない。相手を尊重して、または言いなりになって、除草剤の散布を許可したら良いかも知れないけれど、私は除草剤の毒性を疑っているので決して使わないと決めていて、そのことを伝えた。面倒くさいが面倒を見なくてはならないお荷物が増えた。
花は庭に咲いていたイチリンソウ(キクザキイチゲだったかな?)とフクジュソウ(福寿草)。
追記;キクザキイチゲ(菊咲一華)でした。