玄関を出たら、いきなり蛾が顔にぶつかってきた。
こいつめ、と思いながら止まった所を潰してやろうとしたが、馴染みのベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)だったのでやめた。
画像を拡大してまじまじ観るとベッコウと名付けたのが分からないではない。
頭の金色の鱗粉がはげ落ちているのは、私の頬にぶつかったからかもしれない。
目にでもぶつかったら、こちらも痛い思いをするところだった。
蝉に似た頭部の離れた目にストライプ模様があるのを今回初めて知った。
ニホンミツバチ(日本蜜蜂)の重箱式飼育箱の最上部を取り外して採蜜をしている。
ハニカムに蓋がしてあれば、濃度十分な貯蔵蜜となっている証拠。
完全には蓋がしてなくて穴が空いているのは、まだ濃縮中ということだろうか。
そのような心配から、その部分の蜜だけを掬い取って糖度を測ってみた。
78度以上で蜂蜜と認められるということで、十分すぎるほどの糖度と分かって一安心。