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ヤブガラシの葉に乗っているアマガエルを何気なく撮った。
よく観てみると、腰に蚊が止まっている。
人以外にも哺乳類の血を吸うとは知っていたけれど、両生類の血だって吸うのか。
顔の周りに飛んできたらアマガエルの飛び道具のような舌に絡め獲られていたはず。
蚊にとっては吸うか喰われるかの勝負に運良く背後から忍び寄ることができたのだろう。
蚊は雌雄共に普段は花の蜜を吸っているのだそうで、交尾後の雌だけが血を必要とするようだ。
ちなみに蚊に刺されている時は叩き潰さない方が良いらしい。
蚊は刺してから血液を凝固させない唾液を注入して血を吸う。
叩き潰すと、その唾液が余分に入るとか残るのだとか・・・。
だから殺さずに払うのが良いと・・・。
むしろ最後まで吸わせると、蚊は最後に注入した唾液も吸い取るので、痒さが少ないとのこと。
そんなことができるかな・・・刺された復讐として叩き潰す快感を捨てよというのか。
良寛さんは、そのことを実感として分かっていて蚊をつぶすことがなかったのか・・・な!?
十分に血を吸わせ、自発的に飛び立った時は、血の重みで飛行が鈍いので、そこを両手でパチンと拝み討ち。
これが1番良いということになりそうだが、『痛い、吸われている』と気付くと同時に叩き潰してきた条件反射を改められるだろうか。
最後の画像は儚げなヤブガラシの花なのだが、これがなかなか虫たちに人気で、色んな虫が止まっているのを観られる。