山科川の桜は三分咲きから五分咲きくらいで、スマホを向けている人もいた。
赤紫の桜は花の付き方から寒緋桜のようではあるけれど、これだけ濃い色のものは珍しいかもしれない。
別種二本の桜の枝が重なり合っている辺りに鳩が群れて何かしらをついばんでいた。
近くを歩いても飛び立たず、わざと近寄れば逃げ腰の構えながら『何か呉れるのか』という上目遣いだ。
子ども時代に伝書鳩を飼っていたが、左の鳩の羽根のタイプを二引き、中の二羽のタイプは黒ごま、右が灰ごまと言い習わしていた。
首周りの緑や紫のメタリックカラーは艶があり、痩せていないのは十分に採餌できているからか。
鳩に餌をやらないでというような看板は無くて、たまに餌をやっている人も居る。
人とすれ違うときに外国語が聞こえてくることが多いけれど観光客ではなくて、この辺りの住人。
さまざまな国の言葉のようであるけれど、皆がマスクをしているのでどこの国の人かも分かりにくい。
浅い川なので鯉がいるのがたいてい見られ、鴨もだいたいいつも数羽居るのが当たり前で、何となくのユルさがいい。
俳句の「季語」が理解できずに、川柳や、山頭火?
「くしゃみしてもひとり」
よれよれと・・・?じゃなかった?
そんなのが、胸に響きます。
良いフレーズですね。
川柳は良いですよね。
ユーモアのあるのは、ホッとします。
嘆き節よりホラ吹き笑い飛ばしの方が好きです。