昨日は、たぶんこちら十日町では今夏1番に暑かった日で、具体的な数値は確認しなかったけれど、外気を熱いと感じた。
仕事は何もしないことに決めていたのだが、引きこもっていられずに、ついつい溜池の水位を見に行ってきた。
一昨日との差はマイナス2センチだったから、雨の降らないこのところの天気を考えれば良い線だ。
肝心の引き込み先の池の水位も基準を設けて測らなければいけないのだが、こちらも2センチか、それ以上減っていて少しまずい。
行きは気が急いて沢を登ったけれど、帰りは車も通れる農道をぶらぶらと帰ってきた。
道には10m置きくらいにシオカラトンボがいて、飛び立っては私をやり過ごしてまた降り立つ。
トンボに警戒されない動き方というのは、種類によらず、ほぼ同じようで、はやる気持ちを現さなければ近づけるようだ。
何もしない事にしたゆとりからか、トンボも暑さから動きが鈍いのか、警戒心も薄れるのか、容易に接近できた。
2枚目は、シオカラトンボの雌のいわゆるムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とオニヤンマが一緒に撮れた。
確認のために調べたら、シオカラトンボの若い雄もムギワラトンボなのだそうで、画像をよく観ると尻尾の先がチョキになっているから雄だ。
と思ったら、尻尾の先の第7節が平べったいようでもあり、もしかしたらチョキの中に小さな突起があるかも知れず、そうなると雌だ。
ムギワラトンボは全部シオカラトンボの雌だと思い込んでいたのだが、この歳になって正解を知った、というより、また分からなくなったという方が正しいか。
こうなったら、シオカラトンボと、ビオトープで産卵中のムギワラトンボを捕まえて実際検分をするしかない。
この後、オニヤンマに近づき、不用意に掴むと噛まれるので、両手をチョキにして左右の翅を同時にはさんだ。
接写してから、私のミツバチを食う敵ではあるけれど、家の周りを縄張りにしてい流のではない個体なので逃してやる、お盆でもあるし放生会というのも思い出して・・・。
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