ビオトープからの排水路にミズカマキリがいた。
旱魃気味の天候により、水利組合からの供給水の勢が弱くなっていて、仕方ないのでポリバケツに汲み、里芋の畝間に水をぶちまけていた時のこと。
バケツに入ってしまったので、少し観察してからビオトープに放してやった。
メダカを餌にしてしまうだろうし、躊躇いはあったけれど、自然のままと思った次第。
よく観ると本当にカマキリに似ていて、カマキリから派生したに違いないと思われる。
それなのに、カマキリ目カマキリ科のカマキリに対して、カメムシ目タイコウチ科だった。
これは奇妙な一致なのではなくて、不合理な不一致だと思った。
飛ぶことだってできるというから、カマキリから派生したに違いないと、研究者ではないけれど、確信した。
2枚目画像は、過日のシンクに落ちてしまっていたコカマキリを比較のために載せた。
3枚目画像は、体に一直線であるべき中心線が乱れ、切れてしまっているトノサマガエル(殿様蛙)。
わがビオトープの周りでは、このイレギュラーが一般的になっていくのかどうか。
模様の違いだけで亜種と分類されるような派生が発生するのかどうか。
一本筋の通っていない上司が居たな、と情緒的回顧に浸ってしまった。
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