ベランダに蛾がいた。
冬になっても生きている蛾がいるということは成虫で冬越しするタイプもいるのか?
目に触れるということ自体が異様な気もする。
羽化した時点で、口は退化していて何も摂取しない蛾がいるらしいけれど、こいつはどうなのか。
生きているということは相手と巡り会えずに交尾ができていないということか。
蝶なら手に持てるけれど、こういう体型の蛾になると掴みにくいというのか、まともに触りたくない。
ひっくり返してみると、元に戻ろうとバタバタして、静止することがなく、ピンボケにしか撮れなかった。
腹が蜘蛛のように見えるのは単なる偶然で、擬態でもなんでもないだろう。
頭には厚手のショールを被っているように見えるし、翅全体の濃さは地味派手だしで、おもしろい。
この特徴なら名前を調べることは簡単だろうと、いろいろと検索したけれど、まだ見つかっていない。
ガラス瓶に入れておこうと半日ほどして行ったら、いなくなっていた。
観ている時は飛びそうもなかったのに、ひっくり返しから起き上がるのに費やした疲労が回復してから飛び去ったのか。
いなくなってみると、捕り逃がしたのが残念でたまらない。
葉っぱに乗っていたのではなくて、近くに?
でもぶどうの木にいたんですよね。
私も30年近く前にぶどうのきを植えて、ぶどうも生って、でも大きいジューシーワームが居ました。
それはいいんだけれど、結局、根元をカミキリムシが齧って卵産んで枯れてしまいました。
亜熱帯も冬ですか!?
冬にしかできない作業をご安全に!
「逃げた」・・・枯れた様子もも見つからない。
夜中に首のあたりを「這う」のではと、不気味を想像する。この寒さで暖房中だが、「うえんちゅ」は室内を徘徊していない。どこにいるのだろう?
亀も動かない。