鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

麦の金草原

2016年05月16日 08時31分24秒 | 身の周りの植物




今、滋賀県の田園地帯によく見られる麦畑の様子。
秋の稲穂の黄金色は穂だけの色付きだけれど、麦は茎葉までも金色に染める。
はじめの画像は走行中に信号待ちで撮った。
用で車を止めた場所近くの麦畑は、まだ色づいていない晩生(おくて)のものだった。
『とげをピンピン出して、おぬし、青いの~』という雰囲気。
このとげは、食われにくくする効果でもあるのだろうか?
以前、書いたかもしれないが、ウチの近所に金草原(カナクサハラ)という地名がある。
鋳物を作る時にできる、バリ(金糞・・カナクソ)を捨てた場所だったそうで、千数百年前の青銅鋳物造りの名残。
それはともかく、純金製品には縁がないからか、この金色に胸躍る。
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指導者の暴力性

2016年05月15日 01時02分33秒 | 懐疑・猜疑・疑義

ブログの内容とは特には関係ありません。

蜷川幸雄という有名な人間が死んだ。
マスコミが伝える世間というものへの接し方はいろいろあるだろうけれど、蜷川幸雄が演出したという劇を観たことはない。
知っているのは、テレビに映る、劇の練習風景で青筋立てて唾を飛ばして怒鳴り散らしている姿だけ。
灰皿を投げたりするというこらえ性のない短気さも武勇伝のように語られる。
そういう人で連想するのは、プロ野球の星野仙一。
テレビの解説なんかをする時に見せる笑顔は、かなり表情筋が柔らかいのだな、と思ったりするが、ゲンコツを使ったり蹴ったりの激しさも事実として伝えられていて、とにかく喜怒哀楽の激しい男。
他の興行関連でも何人かの暴力的指導者が思い浮かぶ。
やっている方は指導のつもりでも、受けている方はハラスメントでしかないようなことが、世間の評価によって相殺され黙認されている。
指導がエスカレートした結果、傷害どころか殺人となった事件が大相撲ではあった。
水泳のチーム北島が成した偉業などと比べると、暴力的な指導者が関連する事柄は猿山を眺めるような気分でしか見られない。
指導者の暴力的言動により精神に異常をきたすほどのダメージを受けて、現場から去った人は相当数いるのだろう。
そうしてそんな指導者は、自分の犠牲になった者たちに想いを馳せることもなく、許しを請う行脚をすることもないまま、自家中毒を起こし滅んでいく・・のではないかと思う。
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巨大イチゴ

2016年05月14日 02時05分05秒 | 食べ方




出先で時間調整をした道路脇に大規模のビニールハウスがあった。
イチゴ狩りをさせる所かと思ったが、直売はしていたけれど観光農園ではなかった。
イチゴの値段を知らない、というより買ったことがないので、初めての経験をしてみた。
大きさより数を選ぼうとしたら、そちらは酸っぱさの勝ったもので、こちらが甘いと言われ、甘いという一個一個が大きなパックを買った。
初めてのイチゴ買い。
税込500円で6個。
一番大きいものは6センチもあった。
甘いと教えられて買った品物だから、かなり期待したが、『この程度??』という甘さでしかなかった。
ちゃんと尻から食べて、トップの甘い部分を最後の一口という食べ方をしたが、期待が大きすぎたか!?
1個80円余りもしたから、どうすれば美味しく食べられるか。
ジャムを付けて食べたら良いのかも知れない。
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男やもめの自炊  その2

2016年05月13日 05時50分06秒 | 食べ方


①薄切りハムとアスパラガスを炒めて、卵を落とし、蓋をして余熱で目玉焼きにした。
アスパラガスは幼馴染の家の周りに雑草扱いで生えていたもの。
卵を半熟に仕上げるため、余熱を利用することを覚えた。
②筍と山椒の実の佃煮というのだろうか。
友人が手作りして持参してくれたもので、味はどこに出しても恥ずかしくないどころか、誇れる程のもの。
男でもできるんですね・・こういうこと。
③納豆の刻み長ネギ入り。
納豆は付属のだし汁とカラシを混ぜるだけで十分おいしいけれど、何かを混ぜるのが昔から好きで、今回は刻みネギを入れて、納得の味。
④ピーマンの生にマヨネーズ。
どういう食べ方でもピーマンは大好きなのだけれど、たまには生野菜を食わなければと、半分だけ。
⑤ご飯は、教えてもらった冷凍1膳分のラップ包みをレンジで2分。
⑥味噌汁は毎度のごちゃごちゃ具沢山。
油げにピーマン半分に卵も一個落としてあるし、刻みネギも入れたが、味はイマイチ。

十日余りの前半は料理のできる友人(♂)と二人だったから、配膳位置だって何となく気配りしたし、お盆をお膳代わりにしたりしないで座卓に広げて食べた。
でも、独りになってしまうと、手間を省きガサツになる。
もう少し続いたら、作りながら立ったままの、食事などと言えない食餌になってしまいそうだ。
食事は誰かと一緒にすべきだ・・生活もそうだけれど。
やむをえず独りでするにしても、想像の相手でも設定して、共にいるように振舞わないと、人らしい生き方はできないかもしれないなどと究極的飛躍に落ち着く。
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男やもめの自炊

2016年05月12日 00時37分00秒 | 食べ方



十日余り滞在した田舎での、自分一人のための食事。
①スーパーで買った特別安い極小新タマネギとウドの煮物。
多すぎたタマネギを消費するためと、山遊びの成果のウドも大量に残っていたから、何となく出汁顆粒を入れて煮てみたが、食えないことはない程度の味。
②旅の途中で何となく買った、優勝力士に贈られるのだという1粒包装1粒販売の梅干し。
柔らかいけれど、猛烈に塩辛くて、強烈に酸っぱいだけの単なる梅干しだった。
③ウドを短冊に切って生味噌をつけて食べた。
1本のまま、皮をむきながら味噌をつけて食べるのが大人の食べ方だけれど、採ってから時間も経っていたので、少し水にさらした。
いつもと変わらぬ故郷の味。
④同級生にウチで採れたタケノコをあげたら、お返しに持ってきてくれた、コウコを薄く切って鰹節や胡麻や唐辛子を混ぜて炒めた?・・のかな。
歯ごたえがよくて、味の大合唱。
毎食食べたが二日間あった。
⑤ニンニクの赤紫蘇漬け。
風邪を引かないために、信仰に近い、私のクスリ。
⑥ご飯をラップに包んで冷凍しておいて電子レンジでオーブン2分すると良い、そのように今回友人に教えられて実行、うまくいった。
⑦具沢山の味噌汁。
油揚げに玉ネギに長ネギにシオデという山菜。
シオデは山のアスパラガスと言われる山菜だそうで、ポツンポツンとしか生えていないから沢山は採れない。
田舎生まれのくせに、初めて知ったというか、教えてもらった山の幸。
この味噌汁の味は、やはりごちゃごちゃして、美味しいとうなるほどではなかった。
具を入れるタイミングが大事だし、切り方も大切、量のバランスも必要なのだと、しみじみ理解した。
⑧冷奴におかかと長ネギを載せたけれど、つながっているネギはうまくないと分かった。
 
お盆から座卓に移したら良かろうものを、片付けの手間を省いてずぼらを決めた。
独りで食べるヘルシーな食事。
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外山康雄「野の花館」に行ってきた

2016年05月11日 00時20分01秒 | 勝手に応援




ふるさと十日町市に帰省中、魚沼丘陵を越え、隣りの南魚沼市にドライブした。
外山康雄の私設ギャラリーを見るためと、美味しい蕎麦を食べるため。
写生作品が壁に多数飾ってあって、それらの実物が花瓶に生けてあったり鉢植えになったりしていた。
宇治の自宅近所で見た花が描かれていたのを見て、思わずiPhoneで撮ってしまった。
花蘇芳(はなずおう)という名を覚えられないからだけれど、撮ってもよかったのかなと何となく恥じて、壁の作品を撮るのはそれだけでやめた。
農家(豪農だったと思われる)の古民家を移築したギャラリーで、絵をあしらった小物も販売されている。
入館料300円でしかないのに、無料のお茶、コーヒーを画家の奥さんと思われる人がサービスしていた。
こんな生き方もあるのかと、感心しながら何も買わないでしまった。
友人の運転する車で、前期高齢者男女4名グループ交際風に行った先は、生臭さも消えた我らにふさわしく清潔爽やかな世界でありました。

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焼とんび

2016年05月10日 00時03分09秒 | グルメ


こんなものを旅の途中で買いました。
イカのカラストンビを味付けして乾燥させた肴でした。
焼いたイカを食べる時に、丸い肉からセルロイドみたいな一対の歯を取り出すのは、子供の時からの一つの楽しみでした。
食べてみたら硬くて、自分の歳と口内事情に愕然たる思い。
今後の戒めのためにも、泣く泣く廃棄処分しました。
我が身の不明を恥じる今日この頃。
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祭りの差し入れ

2016年05月09日 05時43分10秒 | 食べ方




6日前の5月3日は我が集落の鎮守様の祭り。
前のウチの奥さんは必ず赤飯を炊き、私が滞在していればいつも差し入れしてくれる。
茶碗とお皿に盛り付けるべしだけれど、独りで誰もいないからこのままいただく。
ウチの竹やぶで採れた筍の初物を差し上げたのが、ちゃんと煮物に入れてある。
何の違和感もなく、おいしく食べられるふるさとの味。
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迂回路の景色

2016年05月08日 04時47分55秒 | 旅行


トンネルの多い山中の国道で、事故があったのか迂回路の矢印があり誘導の係員がいた。
帰省から戻る出だしで遠回りさせられる不満と不安があったけれど、こんな景色を見られた。
杉があっても植林されたのではなさそうで、原生林のように見えるが、そこここに放置された田畑跡と思われる平な部分がある。
春の若葉が見せる柔らかく穏やかな緑の色合い。
遠くに雪を残した山も見えた。
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垣根もなくてカキドウシが広がり放題

2016年05月07日 07時21分41秒 | 身の周りの植物




雨が降らない限り、我が家のカキドオシ(垣通し)を毎日、前の奥さんが採取している。
陰干しで乾燥させたものが、血糖値を下げる糖尿病の薬草として最近は道の駅などで売っているそうだ。
買い取ってくれる仲買いさんがいて、この時季の小遣い稼ぎ。
荒れ放題で雑草生え放題の庭は山菜や薬草も採れる。
雨にしどけなく濡れる姿を撮った。
葉っぱが食われているのは、やはり薬効があるからか。
スギナも激しくはびこっているけれど、薬草として利用できるそうだ。
右下にはドクダミも写っている。
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藤は嫌われもの

2016年05月06日 05時55分06秒 | 身の周りの植物






囲炉裏で燃やす燃料としての雑木を必要とした半世紀ほど前までは、ウチの田舎は藤の花を山で見ることはあまりなかったような気がする。
巻きついたら杉などを値打ちのないものにしてしまうし、どんな木も締め付ける嫌われものなので山に入る人は藤ヅルを見たらナタで断ち切る。
直径10cmくらいの太さでも木質は柔らかいから、ナタ鎌ででも切れる。
この藤は、亡き母がツルを断ち切らないで欲しいと言い続けたことにより生き残った直径20cmほどの大木。
杉林画像の1番手前の幹が藤で、ツルとは言えない太さ。
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毒蛇に遭遇

2016年05月05日 06時11分15秒 | 日記






昨日は近所の長老に山を案内してもらった。
山といっても、魚沼丘陵の裏山を四駆軽トラックに乗せてもらって、よく分からない地図を頼りに、所々で停めては薮の中をさまよった。
そうして、『この辺りは気持ち悪い場所だと言われていて塚があるはずだ』などと教えられ、その塚を探している時に、長老が見つけたのがこの鎌首あげた蛇。
マムシだと思ったけれど、ヤマカガシかもしれない。
いずれにせよ、人の気配に逃げることをせずに鎌首をあげて威嚇する三角頭の毒蛇だ。
獲るかどうかと話したけれど、『この場所の主だろうし、他所だったらまだしも、この場所だから止めとこう』とのことで撮るだけにした。
iPhoneを向けたら、赤外線に反応したのか、口をファーと開けた。
横に動いても、こちらを見て跳びかかる大勢をとるので良いアングルで撮れない。
この位置で良いと思ってももう一歩被写体にグッと迫って撮るのがポイント、そのように篠山紀信(?)だったかが言っていたのをよく思いだすけれど、今回はそれができなくて残念。
そこからの帰りにマムシグサが何本も立ち上がっていた。
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貧乏草と言うけれど

2016年05月04日 00時03分50秒 | 身の周りの植物


生家の庭にある貧乏草は、草とは思いにくいので邪険に引っこ抜いたりできにくい。
普段の行動範囲の関西地方は白が主流だが、田舎のこちら、と言うよりウチではこのタイプだけ。
赤の勝った貧乏草は我が家にふさわしい。
可憐げにしぶとく生きのびるのが、このハルジオン。
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日本蜜蜂の誘引に成功

2016年05月03日 06時51分15秒 | 


一昨年、日本蜜蜂を誘い込む箱を作った。
インターネットで紹介されていた通りに作り、バーナーで内部を焼いて、取り寄せた蜜蝋を塗ったあと宇治の我が家に設置した。
ガレージの上だから、隣家との境界ではあっても、迷惑はかからないだろうと踏んで設置し、毎日毎日確認したのだけれど、日本蜜蜂が来る気配はなかった。
昨年は、日本蜜蜂を誘うキンリョウヘンという蘭を買おうとまで思ったけれど、ホームセンターの園芸部所では売っていないしネット通販も品不足で、たまに有っても高すぎて手が出なかった。
そうして3年目の今年は、新潟県の無人になった生家に持ってきた。
出入り口のある下段と蜜を採取する上段と上蓋に分解できるのだが、中には菌類のようなものが少しあったので、バーナーで焼き直し、蜜蝋を多めに塗り直した。
陽当たりが良くて、大きな木の下が良いというのを読んだことがあるので、竹藪の端の杉の樹の下に設置。
3年前に毎日見ていた後のがっかり感があるし、さほど期待もしていなかったが、中1日置いただけでやってくるとはびっくり。
隙間を目張りする予定だったのに、もうそれもできない。
巣虫という蛾にやられないように、7mm角の金網も用意しなくてはならない。
蜂蜜を採取するときの諸々も用意しなくては・・・。
シミュレーションと皮算用にいそしむ。
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アケビの新芽は山菜と言えるのかどうか!?

2016年05月02日 00時03分31秒 | 食べ方




一般的に『木の芽』と言えば山椒の若葉を指すけれど、私の故郷ではアケビの新芽のこと。
アケビは蔓性の木であれば、山菜とは言えないのではないか。
そういうことを言い始めると、『たらの芽』も『コシアブラ』も木だけれど山菜にひっくるめられている。
上の画像のキクラゲのようなものはアケビの花。
今回、初めて見た。
おひたしにして食べる木の芽は、下の画像のピンボケ気味の蔓の先20センチくらいの部分。
鰹節を振りかけて、醤油を垂らした生卵にくぐらせて食べるのが美味。
春の苦味を噛みしめると、思わず来し方を振り返ったりもしてしまう。
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