扱い方を誰かに教えてもらう機会もないまま、中古のジグソーをここしばらく時間を見つけてはぶっつけ本番で使っている。
はじめはうまく切れたのに、だんだん垂直に切れなくなり、その理由がわからなかった。
よく見ると、刃が曲がっていたので、なぜ曲がるのかを使いながら考えた。
目的位置まで切ってスイッチOFFにしてから刃の上下動が止まるまで待たなければならないのだが、待てなくて引き抜く。
かなり素早く、まっすぐ引き抜いても木の上を刃先が突いてしまうことが多い。
それで刃が曲がってしまう。
そこで、目的地点の1センチほど手前でスイッチOFFにして、1センチ分は惰力で切ると同時にブレーキがかかるというやり方を見つけた。
切っている時に感じる木の硬さに応じて、寸止め距離を加減する。
一石何鳥にかなりそうだ。
車の運転でのエンジンブレーキや回生ブレーキもしかり、料理の余熱利用もしかりか。
得した感を得られるとテクニックも向上する。