表面が剥がれて中身が錆びている近所の公園の藤棚。
中はシンプルに鉄管だったのが思いがけなかった。
この公園は30年ほど前に作られたのだが、この状態からみると擬木製藤棚の耐用年数は、あと10年ほどか。
丸太で作って防腐処理や小まめなメンテナンスをすれば、擬木より長持ちするのかもしれない。
宅地開発会社から義務として市に贈られた公園だから、費用対効果がどういう計算になるのか。
擬木が多くの場所に使われるようになったのはいつ頃か知らないけれど、意外にもろいものだなと思う次第。
阪神大震災で想定外のヒビが入ってしまったのかもしれない。
擬木にも苔が生え、蘭の類(?)が根付いている。
さすがに宿り木は無理だろう。