携帯電話を手に持たずに運転中でも話せるハンズフリーというイヤホンを、ネットショップで購入して、使い始めの初日に失くしてしまった。
出先で数時間過ごす間にも耳から外さずにいた。
それで用が済んでの帰路運転中、ふと耳に手を当てて無い事に気付いたという間抜けなはなし。
運転しながら、どこでどういう動きの時に外れてしまったかを推理する。
車を止めて車中を探したけれど、どうしても見つからない。
とって返して探すという手もあったけれど、帰宅してから車の中をよく探せば、出てくるかもしれないなどと思ったり、出先に戻って探しまくり聞きまくるというのはためらわれる事情もあったりして、とりあえず帰宅した。
車中に落としたとしてもブルートゥースだから、少し離れたら無線は切れてもバッテリーがある限りまた接近すれば接続するはずで、携帯電話の設定を確認すれば近くなら分かる筈と気付いたのは帰宅してからだったという、これも間抜けなはなし。
3000円足らずの品物とはいうものの、なかなかあきらめ切れず、でも仕方ないからあきらめて、腹立ち紛れに夜が明けてから、同じものをまたネットで注文した。
そうして念のために、駄目元で前日の出先の大きい組織の就業時間が始まってから電話で問い合わせてみた。
どう説明したら良いかなどと思案してからおずおずと聞いてみると、何のことはない、間髪を入れずに即答。
『あーブルートゥースのイヤホンね、預かってますよ』と。
また行動優先順位を間違えてしまった・・とはいえ、見つかったことが嬉しい。
そうして片道30kmほどを3000円のためにいそいそと引き取りに行ってきた。
高いものについたけれど、失くしたものが返ってきたという嬉しさがまさって、反省教訓となりにくい。
ハンズフリーが2個になってしまうけれど、車を2台使っているので、各クルマに一つずつ入れておいて、車中でしか装着しないという原則にしようと思う。
さて、その出先付近のバベルの塔もどきを再び撮ってみた。
天を目指したという伝説を想いながら、自分のしていることの小ささに・・などとは思わない。
ある企業の象徴的建造物かと思っていたけれど、接近して見たら木津南配水池とあり、タツタタワー木津川市という名でもあるそうな。
その近くに大きい公園があって菜の花が咲いていた。
州見台(くにみだい)公園という、こちらもたいそうな名前だけれど、車を駐めるところがなさそうなので、信号待ちで撮るにとどめた。