【かつて野口英世が見つめていた三城潟からの山容】
光陰矢の如し、年が明けてもう1週間も過ぎてしまった。
泰然と、いつも静かに聳える磐梯山が、元気を出せと励ましてくれる。
なぜ、焦ることがあるのだろうか。そう反問しながらも、なぜかいつも心が落ち着かない。
大病後は、「健康第一、無理をしない」と言い聞かせてきた。しかし、そうこころがけても、明日の病状の不安は消えなかった。手術後の入退院は10回を超えたのだから、無理もない。情けない気持ちになることもあった。でも、人生観が一変してからはいつも「今を生きる」を旨として日々を過ごしてきた。
昨年末の治療が良かったのか、術後5年目の新しい年を迎えた今、これまでで最も体調が良いような気がしている。
過ぎ去った日々が無益だったとは思わないが、元気になると、何に対しても少し消極的すぎたのではないかと悔いが残る。こんな生活ではいけない、また無益な1年が過ぎてしまうのではないかと焦りが出てくる。
朝の散歩は唯一外界とのふれ合いで、冬は一歩も家を出ない日が多い。世の中との接点はラジオと新聞くらい、以前のような、人との付き合いはなくむしろ避けてきた。
沈思黙考の生活は視野を狭くしている。もう少し行動範囲を拡げ、積極的に外へ出たいと思っている。元気な頃のようにより創造的な日々を送ろうと思っている。
光陰矢の如し、年が明けてもう1週間も過ぎてしまった。
泰然と、いつも静かに聳える磐梯山が、元気を出せと励ましてくれる。
なぜ、焦ることがあるのだろうか。そう反問しながらも、なぜかいつも心が落ち着かない。
大病後は、「健康第一、無理をしない」と言い聞かせてきた。しかし、そうこころがけても、明日の病状の不安は消えなかった。手術後の入退院は10回を超えたのだから、無理もない。情けない気持ちになることもあった。でも、人生観が一変してからはいつも「今を生きる」を旨として日々を過ごしてきた。
昨年末の治療が良かったのか、術後5年目の新しい年を迎えた今、これまでで最も体調が良いような気がしている。
過ぎ去った日々が無益だったとは思わないが、元気になると、何に対しても少し消極的すぎたのではないかと悔いが残る。こんな生活ではいけない、また無益な1年が過ぎてしまうのではないかと焦りが出てくる。
朝の散歩は唯一外界とのふれ合いで、冬は一歩も家を出ない日が多い。世の中との接点はラジオと新聞くらい、以前のような、人との付き合いはなくむしろ避けてきた。
沈思黙考の生活は視野を狭くしている。もう少し行動範囲を拡げ、積極的に外へ出たいと思っている。元気な頃のようにより創造的な日々を送ろうと思っている。