エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

色とりどりに咲く花

2008-01-22 | 日々の生活
              【大寒の日向ぼっこ】

 このところ夜のうちにうっすら雪が積もり、朝からいい陽が輝いている。

窓ぎわの鉢植えの植物が陽に透けてきれいだ。昨日は暦の「大寒」、最も寒い時期、静かに寒さに耐え春を待っている。また、日の射し込む金魚鉢にも、さわやかないのちが嬉しそうに泳いでいる。
玄関の陽の当たらない世界に取り込んだ鉢を表に出した。冬の陽に少しでも当ててやりたかった。いい陽が当たる濡れ縁に、気持ちよさそうに一斉に日向ぼっこをした。


 昨日、園芸店で春らしい鉢を求めた。ピンクの美しいプリムラオブコニカと紫のサイネリアを求めた。また、この時期には小さなポットに咲くプリムラを買っている。これは宿根なので、花が終わると庭に移してあちこちで増えている。プリムラという名は「最初」と言う意味で、春早く咲く花にふさわしい。
プリムラはきれいだし、丈夫だ。最近はいろいろな品種改良され、色もピンク、赤、白、黄色、橙、紫 等々と、無い色はないくらいに美しく咲いている。日本名はサクラソウだが、日本種のサクラソウに比べると強くたくましい気がする。
 家中所狭しと咲く花は、いっそう明るく、一足早く春が来たようだ。