透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

善光寺山門拝観

2008-09-06 | A あれこれ


大勢の参拝者で賑わう善光寺参道から山門を望む


本堂から見た山門


耐震化工事された山門の柱脚部分 本堂の手前で線香の煙をかぶる

 善光寺の山門(三門)は平成14年から修理が行われていたのですが、昨年(平成19年)の12月に完了しました。この平成大修理で屋根を桧皮葺から本来の栩葺に戻し、耐震化工事も行われました。現在山門内部が公開されていますが、公開は実に43年振りだそうです。

*拝観券の表記が山門となっていましたのでそれに因りました。

お盆に善光寺に出かけた際は参拝客で混雑していて、山門の周りに長蛇の列が出来ていたので拝観を諦めました。

今日、長野での所用を済ませてから再び善光寺を訪れました。今日も参拝客が多かったのですが、待ち時間15分程で拝観することができました。

受付で渡された水色の襷をかけて20段程の急な階段をひとりずつ登り、更に8段階段を登って楼上へ。そこには弘法大師空海の坐像や観音像、四国八十八箇所霊場の本尊の分身仏、中央の仏間には文殊菩薩騎獅像(とメモしました)と四天王像が安置されていました。撮影禁止ですからその様子の写真はありません。

昔は四国の霊場巡礼を終えた人がその足でここ善光寺をお参りしたそうです。案内の方の説明の詳細は聞き漏らしましたが、その関係で空海の像や四国の霊場の本尊分身が安置してあるのだそうです。

楼上からは長野市街が一望できました。昔の参拝者が見た町並みはきれいだっただろうな、と思いながらしばらく眺めていました。

山門(三門)の公開は11月末までだそうです。


 


芸術の秋だ、東京しよう。

2008-09-06 | A あれこれ

■ 福田首相が突然辞意を表明した。一国の最高責任者がこんなに無責任でいいんだろうか。国民のことなど関係ない、ひたすら所属政党のため、自分のためにとった行動ではないのか。

このブログは政治的なことについては書かないことにしているので、これ以上は続けない。

■  朝のラジオ番組「日本全国8時です」、今週の木曜日(9月4日)に月尾嘉男さんがフェルメールを話題にしていた。確か、「芸術新潮」でもフェルメールを特集していたと思う。

今、上野の東京都美術館でフェルメール展が開催されている。会期は約4ヶ月と長い。フェルメールは寡作な画家で作品が少ない。わずか36、7点しかないそうだ。

この画家の作品には贋作が多いこと、自画像がないこと(後ろ向きの画家を描いた作品があるが、画家自身なのかはっきりしないそうだ)、経歴に不明な点が多いこと、などが人気の秘密だと月尾さんは番組で語っていた。 何回か盗難事件も起きているとのことだ。

フェルメールは人気のある画家だから、毎週末展覧会場は混んでいることだろう。

来月早々、平日に展覧会に出かけることにした。他にも東京都庭園美術館の公開、村野藤吾展(松下電工汐留ミュージアム)なども観たいと思う。

芸術の秋だ、東京しよう。

「芸術新潮」は書店で見かけただけなのでフェルメールの特集については曖昧だった。ネットで間違いないことを確かめた。


新潮社のHPより転載 
フェルメール・ブルー