大勢の参拝者で賑わう善光寺参道から山門を望む
本堂から見た山門
耐震化工事された山門の柱脚部分 本堂の手前で線香の煙をかぶる
■ 善光寺の山門(三門)*は平成14年から修理が行われていたのですが、昨年(平成19年)の12月に完了しました。この平成大修理で屋根を桧皮葺から本来の栩葺に戻し、耐震化工事も行われました。現在山門内部が公開されていますが、公開は実に43年振りだそうです。
*拝観券の表記が山門となっていましたのでそれに因りました。
お盆に善光寺に出かけた際は参拝客で混雑していて、山門の周りに長蛇の列が出来ていたので拝観を諦めました。
今日、長野での所用を済ませてから再び善光寺を訪れました。今日も参拝客が多かったのですが、待ち時間15分程で拝観することができました。
受付で渡された水色の襷をかけて20段程の急な階段をひとりずつ登り、更に8段階段を登って楼上へ。そこには弘法大師空海の坐像や観音像、四国八十八箇所霊場の本尊の分身仏、中央の仏間には文殊菩薩騎獅像(とメモしました)と四天王像が安置されていました。撮影禁止ですからその様子の写真はありません。
昔は四国の霊場巡礼を終えた人がその足でここ善光寺をお参りしたそうです。案内の方の説明の詳細は聞き漏らしましたが、その関係で空海の像や四国の霊場の本尊分身が安置してあるのだそうです。
楼上からは長野市街が一望できました。昔の参拝者が見た町並みはきれいだっただろうな、と思いながらしばらく眺めていました。
山門(三門)の公開は11月末までだそうです。