■ 先日、今 和次郎の『民家 見聞野帖』柏書房を取り上げました。民家や民具などを細かく観察して数多くのスケッチやメモを残した今さん。観察の基本はやはりスケッチすることだと思います。漫然と対象を見ているだけでは気がつかないことでもスケッチをすることで見えてきます。
『雨のち晴れて、山日和』唐仁原教久/新潮文庫はイラストレーターの著者の山行記。イラスト満載で楽く読むことができました。全国各地で買い求めたお土産もイラストで記録しています。やはりこうして記録しておくと後から見ても楽しいでしょうね。写真に撮って「ハイ、オシマイ」より記憶にも残るでしょう。
そういえばNHKのテレビ番組の企画で日本全国の鉄道を乗りつぶす旅をした俳優の関口さん(名前を正確に覚えていません)もスケッチブック持参で旅の記録を描いていました。なかなか味のあるイラストでした。
私のスケッチブックと水彩絵の具は長いこと机の引出しで眠っています。
この秋こそはスケッチに出かけよう!?