透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

縄文のビーナス

2010-01-26 | A あれこれ
 上野の国立博物館で開催中の国宝土偶展がなかなかの人気らしいですね。24日、NHK「日曜美術館」のアートシーンでも紹介されました。

今までに発掘された土偶は18,000点にものぼるそうですが、国宝はたったの3点なんですね。今回の展覧会で初めて国宝3点、縄文のビーナス(長野県茅野市)、合掌土偶(青森県八戸市)、中空土偶(北海道函館市)が一堂に会したんです。

展覧品67点の中ではなんといっても縄文のビーナスというネーミングがピカイチです。実にセンスがいいと思います。あの極端にデフォルメされた土偶を芸術品とみた感性がすばらしい。展示品のリストを見ると、ただ「土偶」としたものが多いのに。

展覧会の会期は2月21日(日)までです。観に行きたいのですが2月は忙しくなりそうで無理かもしれません。日帰りで強行しようかな・・・。宇宙人がモデルではないかという説がある有名な土偶(遮光器土偶)も観たいと思っています。

それができなければ春、桜の咲く頃、茅野まで縄文のビーナスを観に行こうと思います。