■ 『脳で旅する日本のクオリア』茂木健一郎/小学館
昨年末、友人から借りた本です。読み終えているのですが、返す機会がまだありません。ところでこの本の巻末にRFタグなるものが付いています(右の写真)。
RFタグ? 知りませんでした。初めて見ました。タグの付いているシートの裏面、いや表面ですね、にはこんな説明があります。
**ご購入された皆様へ(出版流通管理用タグに関するご案内)
このタグには、RFID(Radio Frequency Identification)という電波を利用して物品の管理を行う技術が使われています。裏面に貼られているものが、RFIDで用いられるRFタグです(電子タグ、ICタグとも呼ばれています)。RFIDにはRFタグ内の情報を離れたところから一括して読み取ることができるという特徴があり、本をはじめとする商品流通の効率・迅速化に役立つものです。**ということだそうです。
で、さらに**RIFDは離れたところからタグ内の情報を読み取ることができるため、ご購入された後も情報の読み取りが発生する可能性があります。現在、RFタグで管理している情報は、流通管理用の商品コードのみとなっており、個人情報を扱うことはありません。また、自ら情報の発信を行うことはありません。このタグが装着されていることが気になる方は、ミシン目より切り離して廃棄してください。**と書かれています。
流通過程において商品の所在を常に把握できると管理上大変有効だということなんですね。それは分かります。
そういえば、韓国では性犯罪を繰り返す人に対してGPSを内蔵した装置を何年か装着させることを盛り込んだ法案が出来た、ということが数年前に報じられたように思います。性犯罪者が今どこにいるのか常に把握できるようになる、ということなんですね。本当に実施されているのかどうかは、分かりませんが。
こういう時代になったんですね・・・。
国際的な要人の行動をトレースするなんてことも可能ですね(既に行われているとは思いますが・・・)。一般社会でもこの手のことが簡単にできるようになるでしょうね。そうか、既に行われていますね。小さな子どもの行動を親が把握出来るようなシステム。
それから熊の行動範囲や、渡り鳥の移動状況を把握したりとか・・・。
このような技術は日進月歩でしょうから、近い将来、例えばハイテク(というほどのことでもないのかな)ストーカーが出現することも考えられますね。 パソコンの画面の地図上に人の行動が表示される、それもかなり詳細に・・・。
こんな犯罪行為ではなくて、もっと有用なことがいろいろ出来そうですね。
棲息地:岩井屋@長野駅前 観察日100102
■ 「建築に棲む生き物」を始めたときは、こんなにいろんな生き物が棲んでいるとは思っていませんでした。
ね、うし、とら・・・、干支に出てくる動物を全て見つけたいです。
亀甲にうなぎの「う」。前回の鶴と同様、善光寺に初詣に出かけたときに見かけました。老舗のうなぎやさん、創業は明治30年だそうです。
この日は写真を撮っただけでした。いつかこの店でうな重を食べてみたいと思います。