透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

木造ミース

2011-06-11 | A あれこれ





■ 建築家のミース、ミース・ファン・デル・ローエはル・コルビュジエとフランク・ロイド・ライトと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれている。ミースは鉄とガラスという近代建築を代表する材料を用いて抽象的な「白」の建築を創りつづけた。代表作としてまず浮かぶのはやはりファンズワース邸だ。

カフェバロの外観の印象について、ミースの建築のようだとKさんだったか、設計者のMさんに対してだったか忘れてしまったが語ったことがある。

既に書いたが、先日塩尻のえんぱーくで藤森照信さんの本を読んでいて「木造ミース」という言葉に出会った。どのような文脈で使われていたのかは、覚えていないが、そのときカフェバロの外観デザインのことを思った。そうか・・・、木造ミース! こんな言葉があの時浮かんでいたらな~、と残念に思った。

どうだろう、この外観。木造ミースという言葉がぴったりのデザインだと思うのだが・・・。