松本市内 撮影日160625
◎ 凡そ世の中のもので人の趣味の対象になっていないものなどない。
今どき犬が街中を歩いたって棒に当たることなどないだろうが、マンホール蓋はちょっと街中を下を向いて歩けばいくらでも見つかる。
マンホール蓋は種類が多く、いろんなデザインのものがあるから日常生活の中や旅行先の街中で見つけたものを紹介するブログも数多い。
ところで、火の見櫓の脚元に防火水槽を設置してあるところも少なくない。今まで火の見櫓を見上げていた視線を脚元に落としてその存在を意識するようになった。
時には下を向いて街中を歩いて路上の蓋を観察してみたい。観察してみると漫然と見ていた時には見えなかったものが見えるようになり、今まで気づかなかったことに気がつくようになるだろう。そう、火の見櫓の場合と同様に。
観察の視点が定まってきたら、それにふさわしい写真を撮ることができるようになるだろう。 それまでは試行錯誤を重ねる他ない。