■ 今朝(8日)出勤前の小一時間、いつものスタバのいつもの席で『利己的な遺伝子』を読んだ。
幅1.4m、奥行1.1mの4人掛けテーブルがふたつ並ぶこのエリアだけ、床がタイルカーペット敷きで、大きなコードペンダント照明がテーブルの上に吊り下げられている。一体の空間でありながら、このエリアだけ雰囲気が違う。この席は落ち着く。
**自己複製子は存在をはじめただけでなく、自らのいれもの、つまり存在し続けるための場所をもつくりはじめたのである。生き残った自己複製子は、自分が住む生存機械(survival machine)を築いたものたちであった。最初の生存機械は、おそらく保護用の外被の城を出なかったであろう。**(42頁)という件を読む。
「ということは自分の体は遺伝子のためのシェルターなんだ」と思いながら、コーヒーを飲む。
少し読み進むと**今や彼らは遺伝子という名で歩きつづけている。そしてわれわれはかれらの生存機械なのである。**(同頁)とあった。
たまには理系本も好い。なかなか読書に時間が割けないが、毎日少しずつ読んでいこう・・・。