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東筑摩郡生坂村北陸郷牛沢 撮影日 2021.09.02
■ 前の記事の火の見櫓(1294)の横にこの道祖神が祀られていた。おにぎりのような形の自然石に双体道祖神を彫り込んである。右も道祖神だが、像が損耗していて辛うじて道祖神と分かる。
細かな線刻が無く、各パーツを平らな面として表現しているためかグラフィックでモダンな印象。像の下に牛沢邑と彫ってある。邑は集落とか地区という意味。
右側面に建立年が彫り込まれている。慶応4年は1868年。
裏側に帯代 貮拾両の文字。帯代については既に書いている(過去ログ)。