■ 寅さんシリーズ第31作「旅と女と寅次郎」を観た。残すところあと9作品(全50作品)
この作品のマドンナ(寅さんが一目ぼれする他のマドンナとはちょっと違う存在)は演歌歌手の京はるみ、演ずるは都はるみ。ストーリーはシンプル。
恋に仕事に疲れてしまったはるみさんが、新潟での公演直前に失踪。ひとり旅に出たはるみさん、例の如くとらやで喧嘩して新潟を旅していた寅さんと出雲崎の港で出会って一緒に小さな漁船に乗せてもらって佐渡へ。佐渡の民宿で酒を酌み交わしながらあれこれ話し、翌日はるみさんは寅さんとのんびり島歩き。「ローマの休日」、もとい「佐渡の休日」。
はるみさんは寅さんの振舞いや話しに癒されて次第に元気を取り戻す。佐渡まで捜しに来た所属事務所の社長やマネージャーと一緒にフェリーで佐渡を後にする。寅さんとの別れ際、「この旅のこと、私一生忘れない」と言い残して。
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後日、はるみさんがとらやを訪ねてくる。ちょうど寅さんがいて再会。寅さんに会いにきた大スターにとらや騒然。とらやに集まってきた人たちは店の中まで入り込んでくる。ちなみにタコ社長ははるみさんの大ファン。とらやの2階の部屋で恋人とよりを戻してやり直すことを寅さんに告げるはるみさん。寅さん急に元気がなくなって・・・。
急遽、縁側に立って裏庭に集まった人たちに「アンコ椿は恋の花」を歌うはるみさん。集まった人たち大拍手。なぜアンコ椿? とらやが団子屋さんだからとはるみさん。
リサイタルに来て欲しいと寅さんがはるみさんから受け取ったチケットをさくらに渡して旅に出る寅さん。
京はるみリサイタル@東京のどこかのホール。寅さんと知り合い、優しくしてもらったことを話すはるみさん。客席で聞くさくらと博。そのころ寅さんは北海道・・・。
都はるみの歌なら「大阪しぐれ」がぼくは好きだな。
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