透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1307 上田市塩川の火の見櫓

2021-09-24 | A 火の見櫓っておもしろい


1307 上田市塩川 4脚4〇型 撮影日2021.09.20

 久しぶりに背の高い火の見櫓と出会った。梯子段の段数から推測するに見張り台の高さは17m近く、屋根のてっぺんまでは20m近くありそうだ。櫓はなだらかな末広がりのカーブを描いている。崇高な、と形容したくなるような雰囲気が漂っている。この火の見櫓には踊り場が2カ所ある。



 
3カットに撮り分けた画像を適当にトリミングしてうまく繋ぐという遊びをしてみた。上々の出来、と自己満足。

下の簡素な踊り場にも半鐘を吊り下げてある。これだけ高いと見張り台まで上って半鐘を叩くのは大変だから、当然ともいえる対応だ。



上の踊り場の造形はユニーク、美しい。


本稿で09.20の火の見櫓巡りで出会った火の見櫓(1296~1307)の紹介終了。


1306 上田市塩川の火の見櫓

2021-09-24 | A 火の見櫓っておもしろい


1306 上田市塩川 4脚4〇型 撮影日2021.09.20

 県道147号と県道81号の交差点(信号:坂井)の脇に立つ火の見櫓。



平面形が4角形の屋根に円形の見張り台、下方に直線的に広がる櫓、踊り場はカンガルーポケット、アーチ部材と柱部材を束ねて基礎まで伸ばした脚。平鋼と丸鋼2種類の交叉ブレース、この火の見櫓も東信地方ではごく一般的なタイプ。部材接合にはリベット、ボルトを用いている。溶接接合より見た目の安心感がある。